一ノ岳を向こうに見ながら登っていき・・・
視界が開けると、東側の雲海に浮かぶ山々を眺める。
朝日が昇ってくる頃の景色も見たかったな・・・。
ふと目にとまったトンボ。
・・・トンボは トンボが生きていくのに丁度よい?完璧な?姿・形をしているんだな・・・
などと ふと思う。
斜面に、青空を見上げながら咲いているようなニッコウキスゲ。
シラネアオイは、枝豆のような?実をつけている。
今年は 月山のシラネアオイの花が咲く頃に登って来ないでしまったな。
奥に鳥海山が見える景色を、
何度も振りかえって眺める。
この斜面も、ゴロゴロした石だらけだった頃もあるんだろうな。
今は、いろんな緑の植物におおわれているけれど。
東側に広がる斜面を、何度も立ち止まって眺めたり・・・
鳥の羽根のように見える雲を見上げたり・・・
なかなか進まない。
ゴツゴツした石の間に咲くニッコウキスゲもいいし・・・
青空を見上げて咲くニッコウキスゲも素敵だ。
また やや急なところを登っていくと・・・
道は なだらかになり、
右手は ロックガーデンのような景色に。
こんにちは。
鮮やかな黄色が元気をくれる「トウゲブキ。
目立たないけれど、いくつかかたまって咲いている様子が可愛らしいエゾシオガマ。
佛生池小屋が見えた。
小屋の東側の雪渓は 小さく小さくなっていた。
佛生池小屋の辺りにも 花がたくさん咲く。
初めて8合目から登ってきた時、池を埋め尽くすようにクロサンショウウオの卵嚢があって・・・
とてもビックリしたことを思い出す。
佛生池小屋には下りで寄ることにして、先へ進む。
小屋の西側、日陰になったところに咲いているハクサンフウロが目にとまった。
陽を浴びて咲く様子も素敵だけれど、
日陰に咲いていた様子・雰囲気も素敵で。
もうすぐ8時。
陽が徐々に高くなって 陽差しがジリジリしてくるけれど、
心地よい風が吹いていてありがたい。
たまにオモシロイ石が目にとまり、
立ち止まって眺める。
木と石の庭園のようなところを進んで行く。
葉山。
ゴオォ・・・という音とともに飛んでいく飛行機。
この写真に写っているのは・・・飛行機ではないな。
コバイケイソウが 群生する場所。
今年は どのくらい花が咲いたんだろうか。
『行者返し』の坂が見えてきた。
この坂の上の方で東側を見ると・・・
青空を映して点在する池塘が見えた。
あの辺りに行ってみたいなぁ・・・。
そして・・・
振りかえって見る。
あと1か月半も経つと、この辺りは美しい紅葉の景色になるんだなぁ・・・。
最近『時間』の感覚が ちょっとヘン?になっている気がする私。
ボ~ッとした感じで 景色を眺めた。
・・・③へ続く・・・