庄内平野と万助小舎を眺めることができ、
午後の光に光る長坂道を見ることができてたところで・・・
15:02 笙ヶ岳一峰をあとにした。
まだまだ山にいたいなぁ・・・と思いながら、
来た道を戻っていく。
二峰への登りに入る前に 振り返って見る。
年々幅が広がっている笙ヶ岳の道。
それだけ たくさんの人が歩くようになったということなのだろうけれど、
・・・このままいったら どうなってしまうんだろう?・・・
と、最近思う。
道幅の広がり方が加速している気がして。
どんな気持ちで歩くのか・・・
どんなふうに思いながら歩くのか・・・
なのだろうけれど。
自分は今 山に対して どんな気持ちで歩いているだろうか。
二峰からの北西側の景色を意識して眺めたことがなかったけれど、
三崎海岸や観音森が見えるんだな。
定点観察のように毎度眺めて変化を感じるのもいいし・・・
何度も歩いている道で 新たな気づきや発見があると もっと楽しいいかな。
光の関係だろうか、見る位置によるものだろうか、
鍋森・前鍋付近の溶岩流の跡が こんなふうになってたのか~
と 思った。
石の間を歩いて行って・・・
振り返って見る。
行く時は ガスで薄暗く見えた景色。
戻りは西日差す景色。
何となく気になってパチリ。
石を這い上がっていくように生えているチングルマ。
穂が落ちた柄茎が ひょんひょん立っているのがオモシロい。
ここからちょっと下って 三峰への斜面を登っていく。
斜面を登って振り返って見る。
そして 次に眺めるのは・・・
やっぱり 池塘の方。
草紅葉の中に青空を映す池塘がある景色、いいな。
では、笙ヶ岳三峰の斜面を下って行きましょう。
下り始めて間もなく、
弧を描いている草に西日が当たっているのがキレイだった。
紅葉したチングルが あちらこちらにある斜面。
そこにのびる私の影の脚が長い。
下を見ても・・・
横を見ても・・・
チングルマがいっぱいだった。
鞍部まで下って 岩峰の方へ登り始めると・・・
あちらこちらに 種が零れ落ちそうなギボウシ。
来年も たくさん花が咲くといいな。
振り返って見た笙ヶ岳の東側斜面。
戻る時にも撮る、岩峰の岩。
蓮の花のように見えた岩が・・・
もう少し登ったところから見ると こんな感じ。
岩峰から下っていき・・・
15:35 長坂道T字分岐まで戻ってきた。
・・・⑧へ続く・・・