黄金色に輝く景色を眺めながら一休みしたところで・・・
14:35 装束場から下り始めた。
下り始めてすぐの、ハクサンフウロが咲くところで
まずは景色を眺める。
14時半を過ぎ、何だかすっかり夕方の雰囲気?
陽がさしているところは・・・
午前中とはまた違うやわらかな色合い。
景色を眺めた後、石の道を下っていると・・・
朝 ゲート手前で隣に車を停めていた方が下ってきた。
鍛冶月光の登り始めの辺りで 私を追い越して行った方。
予定通り 山頂まで行ってきたという。
金月光の梯子のところに来た。
「ストックをしまってから下るから、先にどうぞ~」
と言われ、先に下り始める。
最初の梯子を下り・・・
本宮の辺りを見下ろしてから下ったり・・・
途中で隣の梯子に移って下ったり・・・
短い梯子や・・・
あまり傾斜の無い梯子も下って・・・
金月光を過ぎる。
雪の多さを物語る根曲がりの木の間の道を下っていく。
いったん視界が開けたところで、
向こう側の景色を眺める。
オモシロい地形だ。
この辺りは、一日中あまり陽がささないのかな。
木々の奥に見える黄葉の斜面に陽が当たり、眩しく見える。
ふと振り返って見ると、
上の方の黄葉の斜面に陽が当たって光って見えた。
苔生した石の道を下って行き・・・
今度は『水月光』。
足元の植物には この時間になっても水滴がたくさん。
この先の石の道は どんな様子だろうか。
視界が開けると、
斜面のあちらこちらを流れる沢の水音や 下を流れる仙人沢の音が 一気に大きくなった。
朝よりも 石は だいぶ乾いてきていた。
足元に気を付けつつ下りながら、
何度も立ち止まっては そばを流れる沢の方を眺めた。
朝は開きかけだったリュウキンカの花。
ここまで開いてた。
下の方は、そのうち隠れてしまうんじゃないかと思うほど
両側の草の勢いがあるな。
下り切って 水の流れるところを越え・・・
また 堰堤の途中まで行ってみる。
上流側。
下流側。
どちら側も すっかり午後の景色。
私が堰堤で景色を眺めている間に、
あの方がサクサク下って行った。
私の足は、滝のそばの大きな岩のところで止まる。
しばらく眺めた後、下っていく。
登山口そばのオタカラコウ、
朝は開いていなかったのに、少し綿毛が見えてきていた。
15:20 下山。
本宮の入り口まできて振り返って見る。
帰りはシャトルバスに乗らずに歩いて下る。
奥に 朝はガスで見えなかった摩耶山が見えた。
朝はシャトルバスに乗ったので
一気に通り過ぎてしまった道を、
帰りはテクテク歩き、
キョロキョロしながら下っていく。
15:44 無事に駐車場に到着。
あの方と、下山も同じくらいだったな。
近くに車を停めてあったその方と、後始末しながら少しお喋り。
車を車中泊仕様にして あちらこちらの山に登っているそうで、
「今まで登った中で特に好きな山は 白山と鳥海山かな~。
天気予報を見て 天気が良かったら明日 湯ノ台コースから鳥海山に登ろうと思って」
とのこと。
・・・明日 鳥海山に登れるといいですね!