週間予報の気温を見て、20日は山々に雪が降りそうだと思っていた。
そして 翌21日は晴れ予報。
・・・これは チャンスじゃないか?!
20日、蔵王など下界から降雪が確認できた山々については やはり初雪のニュース。
雲で上の方が見えなくて確認されなくても 鳥海山や月山でも降っているはず。
・・・ということで、
20日の夜 ワクワク・ドキドキしながら準備して就寝。
21日の朝、ライブカメラを見ると・・・
やっぱり、鳥海山にも雪が降ってた~。
そして、山頂がスッキリ見えてる~。
早出はせず、6時ちょっと前に出発。
月山にも雪が降ってた。
遠くて はっきりとは見えないけど、
たぶん以東岳にも。
自宅を出発して5分くらいのところでの鳥海山。
朝日を浴びてピンク色に染まっている。
扇子森や御浜辺りも白くなって見えるなぁ。
庄内町に入ると、
餌場に飛んできたハクチョウたちの姿が見えた。
遊佐町にて。
ブルーラインの下の方の木々の色づきは まだこれからという感じだったけれど、
標高が上がって行くにつれて 色づいて行き・・・
道路には 落ち葉が見られるように。
そして・・・
道路わきの草や斜面の木の葉が
霜で白くなっているところもあった。
8時前に鉾立駐車場に到着。
スッキリ晴れていて男鹿半島も見えた。
準備をしてから まずは鉾立山荘そばの展望台へ。
雪で白くなった山頂が 遠くに見え・・・
目の前の奈曽渓谷は
ピークは過ぎていたものの 色づいた木々がきれいだった。
7:57 登山口をスタート。
登山届を出す小屋は すでに冬季準備で無くなっていて、
道路を挟んで稲倉山荘側にポストが立てられていた。
日陰では 植物が霜で白くなっていたけれど、
日なたでは 陽ざしがあたたかく、ツ~ンとした寒さはない。
ということは・・・
寒くないのは ありがたいけれど、
上の方の雪が どんどんとけてしまうということだ。
私の のんびりペースで どこまで登っていけるだろうか。
いつもの場所で振り返ると、
奥に 初雪でしろくなった山頂が見えた。
駐車場で すぐ近くに車を停めていた方が追い越して行った。
大阪の方で、東北の山々を登っているところなのだそうだ。
こんな日に鳥海山に登れるなんて 良かったですね!
そうだよ~。
こんなタイミングで登れるって、ラッキーだよ。
・・・と思いながら、展望台のいつものところで景色を眺め、
その先へ。
陽が当たってみえているのはトンボ。
あら~ 黄葉の木々がいい感じですね~。
つい 周りの木々に意識がいってしまうけれど、
霜で白くなった木道が滑りやすいので 気を付けて歩いて行く。
夏には 濃い緑・明るい緑・・・いろんな緑の葉があるこの辺り、
この日は 色とりどり。
次の石段を上がって いつも振り返って見るのは・・・
観音森の方。
石段を登り切った辺りから見る稲倉岳、
ヒダヒダに陽が当たって かっこいい。
おっ、霜柱だ。
8:30 いつものように キョロキョロゆっくり登っている割には
遅すぎないペース。
どの辺りまで登って行けるかなぁ。
一昨年は、
既に夜間通行止めになっていた時、文殊岳まで登って コーヒーを飲みながら景色を眺めてきて・・・
昨年は、
伏拝岳まで行ったんだったな。
今回 せめて文殊岳まで行って景色を眺めたいけど、
どうかなぁ・・・。
道には少しずつ雪が現れ・・・
水たまりには 氷が。
霜が下りた植物も素敵だ・・・。
ふと顔をあげると、
稲倉岳の方から飛んできた鳥が シャ~ッと頭上を横切って行った。
何の鳥だろう?(タカの仲間のようだ)
はぁ・・・いつも以上に立ち止まってばかりだ。
真っ白な山頂を眺められるところまで行きたいけれど、
このペースで どこまで登って行けるだろうか。
・・・②へ続く・・・