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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/10/21 鳥海山・鉾立より④…七五三掛~文殊岳~伏拝岳

 

時間はあるし、せめて あのぴょこんと見えてる文殊岳までは行きたい。

 

10:45 うっすら雪が乗っている木道を、慎重に登り始めた。

 


あちらこちらに薄っすら雪が積もった 急な石の道を登って行く。

 

ベンチのあるところを過ぎて 振り返って見る。

 

ちらっ。

 

外輪山・千蛇谷分岐の手前まで来ると、
千蛇谷に下りて行く道が見えた。

あの急な下りの道も 何だか怖いし、
千蛇谷に下りて 向こう側に渡る石ゴロゴロ地帯の状況も分からないので、
今回は 外輪コースを登ることにしていた。

ということで、分岐を右へ。

 

岩を回りこんでいくと・・・

 

すぐに 岩登り。

 

登り切った辺りで景色を眺める。

 

溶岩流の跡が よくわかるなぁ・・・。

 

そして・・・山頂の方。

 

さらに登って行く。

 

急なところを登る分、どんどん標高が上がって行く。
さっきまでいた七五三掛は だいぶ下に見えるようになった。

 

斜面の木々に薄っすら雪がついた様子もいいですなぁ・・・。

 

日陰になっている部分は 滑りやすくなっているので、
足の置き場に気を付けながら登って行く。

 

ハイマツについた霧氷がモコモコ。

 

文殊岳で景色を眺めるのが楽しみで ワクワク。

 

文殊岳まであと少しというところまで登ったら、
迫力の外輪内壁と 少し先にいる人たちの姿が見えた。

 

景色を眺めていると、後から登ってきた方が。

「御浜までと思ってたんだけど、なんとなくここまで来ちゃったよ~。
 もうここまで来れたから いいかな~」
と 青森から来たというその方が おっしゃるので、
「ここで折り返すのはもったいないです!
 あと10分か15分くらい登ると文殊岳で、
 そこまで登ると ぐるっと素晴らしい景色が見えるので、
 文殊岳まで行きましょう!」
と、また おせっかいにも言ってしまった。

その方は、私を追い越して先に登って行った。

 

お、これは・・・
黄葉したチョウカイフスマの葉だ。

 

もう少しだ。


もう少しなんだけど・・・


霧氷がついた植物や石がオモシロくて・・・

 

足が何度も止まってしまう・・・。

 

 

11:28 文殊岳に到着。

 

千畳ヶ原、向こうに庄内平野、奥に日本海・・・




下に河原宿の小屋、遠くに月山・朝日連峰・うっすら飯豊連峰・・・

 

岩木山も見えるよ」
と教えていただいた。
・・・あの尖がっている山かなぁ。





千蛇谷を見下ろす。

 


山頂と外輪山。

 

うっすら雪がついた外輪の内壁、スゴイなぁ・・・。

時間はまだある。
伏拝岳まで行けそうなので行ってみよう。

文殊岳でコーヒーを飲みながら景色を眺め、それから下る」という青森の方に挨拶し、
また登り始めた。



石についた霧氷を見ながら、
風雪が吹いてきた様子を想像してみる。

 

こんな道を歩けるのが嬉しくて ワクワク。


日向はもう雪がとけてるけど、

日陰は ツルツル凍り気味。

足元に気を付けながら登っていき・・・


文殊岳を振り返ると、
腰を下ろしている青森の姿が見えた。・・・よかった よかった。

 


梯子のあるところに近づいたところで、



あっと思って斜面を見下ろした。
仙ヶ洞の下の『←文殊岳』から 外輪を目指して登って撤退した時のことを思い出したのだ。
・・・あの辺りから こっちへ登ってくるはず。


このハイマツの辺りに 分岐があるはずだけど、今も分かるだろうか?
と思いながら歩いていると・・・


あった! ピンクテープがある。




ピンクテープがあるし、ハイマツに隙間がある。
・・・ここだったかぁ・・・。

来年、もう一度チャレンジしてみようかな。


梯子のある所は 岩を右側に巻いて登って行く。




梯子の先の 急な岩場を少し登って・・・

 

掘れた狭い道を登り・・・

 

草の斜面を見下ろしたりしながら行くと・・・



湯ノ台コースを下っていく途中の人の姿が見えた。



よし、伏拝岳は近いぞ。


陽ざしが良く当たり 雪解け水で濡れた道を歩き・・・


千蛇谷の方へ突き出た岩に張り付いたイワウメを 
あちらこちらで眺めながら登って・・・

 

11:58 伏拝岳に到着。

 

ここまで登ってくることができてよかった~。

でも、時間はまだある。
七高山まで行ってこれそうだよ?

 

                       ・・・⑤へ続く・・・