北峰で 景色を眺めながら のんびりしたいところだけど、
暗くならないうちに下山したいので 短めの休憩で北峰から折り返すことにする。
雪の斜面の向こうに 赤から青へのグラデーションの山並み・・・
そんな景色がオモシロくて 何度も眺める。
新山山頂を眺め・・・
場所によって違う霧氷の向きを眺めつつ、
七高山へとちょっと登る。
13時過ぎ 七高山山頂を通過。
下っていく方を見る。
岩だらけのようだけれど、
可愛い植物たちが いっぱい。
これから下っていく外輪を眺め・・・
下っていく。
ホソバイワベンケイ、葉が落ちてからの様子も可愛い。
厳冬期のこの辺りの岩氷も見てみたいなぁ。
この辺から見る新山の斜面には、あんなふうに窪みがあるのかぁ・・・。
戻りも、虫穴の霧氷を眺める。
下の方も何だかスゴイよ。
ウロウロと行ったり来たりしながら眺めた。
石の上の小さな植物にも霧氷。
あの細い茎で 強い風雪に耐えて霧氷が付いた状態で立ってるんだね。
13:15頃 御室分岐。
虫穴、七高山、北峰の方を振り返る。
紅葉したイワウメの葉に・・・
黄葉したチョウカイフスマの葉。
それぞれの色で冬を迎えるんだね。
道が緩やかにカーブしていくにつれ、少しずつ変わる新山の姿。
日向と、日陰と。
この時期 外輪の内壁には あまり陽が当たらないんだなぁ・・・。
見下したところに 車道終点の駐車場や滝ノ小屋が見える。
その向こうの赤く染まった台地を見ながら、
積雪期に歩いた辺りを目で辿ってみる。
この冬も 滝ノ小屋まで、チャンスがあったら更にその上まで、
雪の上を登ることが出来たらいいな。
昼を過ぎ、雪解け水で道が濡れているところがあちらこちらに。
行者岳の手前も、 陽がさんさん。
梯子を上り・・・
振り返って見る。
梯子の手前ですれ違った若い女性、何だか辛そうだったけど・・・
どこまで行くんだろうか・・・。
もう少し下った所で また振り返る。
さっきまでいた北峰や七高山が どんどん遠くなっていく。
新山の西側にある荒神ヶ岳。
今年登ってみたいところの一つだったけれど、
これから登るチャンスはあるだろうか・・・。
同じ道を歩いても、
登りと下りでは 見え方も雰囲気も違うね。
だから・・・
一日かけて のんびり歩きたくなるんだよなぁ。
(泊まることができれば なお良いのだが)
わわっ・・・
登って来る時よりも 雪解け水の水たまりが大きくなってる。
何度も何度も山頂や七高山の方を眺めながら歩いて・・・
13:43 伏拝岳まで下ってきた。
ここで ぐるっと景色を眺めながら一息入れて・・・
また下り始める。
内壁に突き出た岩壁のイワウメを 下りでもパチリ。
岩と岩の間から見える千蛇谷コースを見下ろして、
歩いている人がいるかな~なんて見たり・・・
陽の光が 庄内平野の水のある所に反射してキラキラしているのを眺めたり。
下りも キョロキョロしながら のんびり。
でも、谷川が切れ落ちてるところもあるので、
そんなところでは キョロキョロしないようにして。
急な下りの前に 西鳥海の方を眺める。
それから、文殊岳の方へ下っていく道を目で辿り・・・
千畳ヶ原を見下ろして眺めてから・・・
急で段差の大きいところを下る。
一日中 日陰になるところで、
足の置き場になるところは 雪が踏みかたまってツルツル滑るので 慎重に下った。
急なところを無事に下って 千蛇を見下ろすと、
外輪の影が のびていた。
14時になり、夏なら16時くらいの光に。
14:09 文殊岳まで来た。
・・・⑦へ続く・・・