鉾立や沢の向こう側の斜面に陽が当たっているのを見ながら下っていく。
稲倉岳の方も。
3つ並んだ石。
手前の2つは もとは1つだったのが パッカ~ンと割れたものだったけど、
地衣類が生えたりして 違う石みたい。
稲倉岳や その手前の斜面の色が
少しずつ赤みを増していく。
斜面の上にチョコンと見える山頂も うっすら色づいている。
陽のあたっているところが
オレンジ色に輝き出した。
振り返って見る。
南側の斜面も・・・
登山道そばの岩も・・・
オレンジ色のフィルターがかかってるみたい。
しばし 立ち止まって眺める。
輝いていた景色が・・・
今度は 少しずつ落ち着いたものになっていく。
ナナカマドのゲートの奥に見える山頂も、
少し沈んだ色に。
なるほど、あの横になびく雲があるからか。
飛島は 雲の下。
奈曽渓谷のビューポイントで 谷底の皮を覗き込む。
この辺りの木々の色もキレイ。
こんな中を歩けて嬉しいな。
いつものように 下山前に展望台に上がると・・・
夕日は 横に伸びる雲に遮られたまま。
辺りは どんどん薄暗くなっていく。
稲倉岳や山頂にも さっきの赤みを帯びた色が無くなった。
さて、そろそろ下ろうかな。
・・・と思った時、
もう一度 山頂に目を向けると、
また ほんのりピンク色になっているではないか。
夕日が雲の下から出てきたのだった。
稲倉岳が さっきより赤く染まり・・・
山頂の方も 赤く染まった。
展望台には 私の他に2人。
一人は特等席に。
ゆっくりと沈んでいく夕陽。
沈んだ後 周りの雲がぼおっと輝いて・・・
そして し~んと静かになった。
今度こそ下ろうか。
同じように展望台で日没を眺めていた方も 下っていった。
17:05 無事に下山。
初雪が降った後の景色・・・
陽が沈んで行く頃の景色・・・
素晴らしい景色を眺めることができた。
御浜から賽の河原の方へ下る途中にすれ違ったnabeharuさんは、
どの辺りで 日没の景色を眺めていただろうか。