この日から夜間通行止めになるという日、
また鳥海山へ。
少し前、初雪が降った後の七高山まで 外輪山コース往復で登ったので、
この日は 千蛇谷コースを往復して御室までの予定。
朝5時頃に出発。
まだ暗く 少~しだけ色が変わってきていた空に、
鳥海山のシルエットが見えた。
晴れて冷え込み、あちらこちらに霧の幻想的な景色があった。
鳥海ブルーラインの上の方の紅葉は ピークを過ぎていたけれど、
落葉した木々っも素敵だった。
6時半前に着いた鉾立駐車場には まだ陽が当たっておらず、
辺りの空気はヒンヤリしていた。
準備をして 鉾立山荘わきの展望台に行くと、
稲倉岳山頂付近の雲が 朝日に染まり始めたところだった。
見下した渓谷を流れる奈曽川の方から 水音が聞こえていた。
陽が差す前でも、展望台のそばのナナカマドの実は
赤く鮮やかに見えた。
6:40 鉾立の登山口をスタート。
黄色く色づいた木々の葉には 力強さが感じられる。
いつものところで・・・
いつものように パチリ。
うわ~いろんな色があるね~。
これは ミヤマホツツジ?
展望台へ。
まだ陽の差さない奈曽渓谷。
その渓谷の底を 白く奈曽川が流れている。
稲倉岳に少しずつ陽が当たるようになり 尾根が浮かび上がっていく様子は、
ぼ~っと眺めていたい感じがした。
大きな滝の流れは見えなかったけれど、
近くの三段の滝が流れて居るのは見えた。
あらら、
向こうの斜面をガスが流れてきているぞ。
晴れる予報だったけれど・・・
中腹には このまま帯状にガスがかかるのだろうか・・・。
大きな岩に生えているシダも、すっかり茶色に。
ツツジの仲間のようだけど、何だろう。
ツツジの仲間と言えば・・・
この時期のウラジロヨウラクは どうなっているのかな。
もしかして これか?
曇りなのに・・・なのか、曇りだから・・・なのか、
木々の葉の色が 何だか鮮やかに見える。
コンクリートの道から 短い木道へ。
そして・・・
石の階段へ。
紅葉の中のブルーラインを見下ろして眺める。
陽がさしてきて眩しい・・・。
大きな石の上に生えたナラの木の根元に、
ツヤツヤ下緑色のイワカガミの葉。
同じの木の葉でも 色の変わり方が違っていておもしろい。
この時期、この辺りでは 正面から陽がさすのかぁ・・・
と思いながら 眩しい朝日の方に向かって歩いて行く。
ナナカマドのゲートのところで、
山頂をパチリ。
雲がスゴイ速さで流れていく。
御浜辺りは強風だろうか。
この、ちょっと急なところを登りきって振り返ると・・・
向こうに観音森が見えた。
黄緑、赤、黄・・・。
樹林帯をぬけたら、どんな景色が見えるかな。
振り返ると、
鉾立付近にはガスが流れ、空が暗くなっていた。
ガスは朝のうちだけで そのうち晴れる予報だったけど、
どうかな・・・。
・・・②へ続く・・・