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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/10/25 鳥海山・千蛇谷コースを往復②

 

夏であれば もっと左側から陽がさしてくるんだけどなぁ・・・
と 正面近くからの陽の光を眩しく感じながら登って行く。




左側の沢の向こう側を見ると、
落葉したダケカンバに陽があたっていた。

 


水が流れた後の枯れ草の間から緑のササ。

 

 

 

少し前 赤かったチングルマの葉は、
茶色になっていた。

 


キツネ色の草の中に石があるのが オモシロい。

 

この辺りで 最近 毎度やってるように、

寄りかかる石を撮り・・・


横向きのゴリラのような岩を
見上げて撮り・・・


少し登ってから・・・

見下して撮る。

 

茶色っぽくなったチングルマの間に 
イワカガミ・ミツバオウレンなど早春の花の緑色の葉がイキイキと。

 

賽の河原付近まで来ると、
そこから上の方がガスで白くなっていた。

御浜の方も・・・

 

河原宿の方も・・・
ガスで白くなってる。

賽の河原で休んでいた先行者の方に挨拶すると・・・
その方は 以前も鳥海山で私と会ったことがあるとのこと。
・・・すみません! 名前を顔を覚えるのが苦手で・・・。

 


私と同じように 千蛇谷コースの往復で御室までの予定だという。

私が、状況をみて 荒神ヶ岳に行って見ようかと思っているというと、
その方は、何年か前に 遊佐で美容師をしている人と一緒に一度だけ行ったことがあるとのこと。
・・・それって、アカツカさんじゃん。



それ以来 行ったことが無くて 記憶が薄れてきているので、
これから御室まで登って 行けそうだったら行ってもいいな、とのことだった。

では、御室まで行った時に行けそうな時は、ご一緒させてください!
・・・とお願いし、
まずは 自分のペースで登って行く。

 

私が あちらこちらで立ち止まっているうちに、
後から登ってきた方が さくさく追い越して行った。

御浜の辺りガスで真っ白だなぁ・・・。

 

 

8:20 御浜まで来た。

 

御浜の辺りは、予想通り 冷たい風が吹いていた。


小屋の向こう側へ出たら 風がけっこう強いかもしれないな・・・と思い、
小屋のそばでウインドシェルを重ねた。

 


うわ・・・ガスで鳥海湖も向こうの景色も見えない・・・。

 

山頂の方も見えない・・・。

 

長坂道の方も見えない・・・。


冷たい風に吹かれながら しばし立ち止まって 白い景色を眺めたいたけれど・・・

予報は悪くなかったし、これからガスが晴れるかもしれないので、
とりあえず扇子森の方へ登って行ってみることにした。

・・・と、歩き出した時、

ガスの様子が変わり始めた。
長坂道が 少し見えてきた感じがする!

 

これから行く方のガスも・・・

 

ドンドン動いていて 晴れてきそうな感じ。

 

おっ、鳥海湖も見えてきた~。

 

山頂も見えた~。

 

わわ~ 向こうは雲海だった~。

 

雲海の奥の方には 月山もちょっと見えてるではないか。

 

目の前で ガスがダイナミックに動いていく様子を見ることができて感激し、
ワクワクした気持ちで 扇子森の方へと また歩き出した。

 

稲倉岳も その向こうもガス。
でも 稲倉岳は これから見えてきそう。

 

石ゴロゴロゾーンを

 

いつものように 石を眺めながら

 

ゆっくり登って行く。

 

急なところを登り切った辺りで、
御浜の方を振り返って見て・・・

 

鳥海湖を見下ろして眺める。

 

稲倉岳のガス、さっきより上がってきたんじゃないかな。

 

枯れ草色の植物・・・
ガンコウランコメバツガザクラなどの緑の葉・・・
ミヤマキンバイなどの紅葉した葉・・・



足元の植物などを眺めながら なだらかな道を歩いて行く。




先日は 初雪が残る御田ヶ原を歩いたけれど、
その雪は もうすっかり消えていた。

 

振り返って見る。

 

北東側、雲海の向こうに 秋田駒ヶ岳岩手山が見えた。

 

晩秋の色ですね~。

 

飛行機の音がしたので見上げると、
青空に白く月と飛行機が見えた。

 

8:55 御田ヶ原分岐。

月山森の向こう、雲海の奥に月山がチョコンと見えていた。

 

                     ・・・③へ続く・・・