大きな石の上を渡って 千蛇谷コースの夏道に上がったところで
向こう側斜面の下ってきた道を振り返って見る。
久しぶりの千蛇谷コースに上がって北側を眺めたら、
枯れ草色の中に石がポツポツ。
その向こうには 低い位置に浮かぶ雲。
それぞれ 立ち止まりたいところで立ち止まって あちらこちら眺めながら
何となく同じようなペースで登って行く。
私は・・・
外輪の内壁が気になって 何度も何度も立ち止まって見上げる。
ここには 石の階段あり。
この辺には、大きな石がいくつもある。
こんな大きな石が飛んできたり転がり落ちてきたりすることを考えると怖い・・・。
あそこは 崩れた跡がある。
そのくらい前に崩れたのか、すでに植物が生えてる。
夏道のそばには、けっこう木も生えている。
ゴツゴツした石だらけだったところに、
どんなふうに植物が生えるようになったのか・・・。
早送りで見てみたいなぁ。
このカワイイのは何だろう?
すでに実の中の種は みんな落ちてしまってた。
いろんな色の石があったり・・・
積み重ねたような石があったり・・・
テカテカ光って硬そうな石があったり・・・。
遅くまで雪が残るところ、この時は水たまりになってた。
ちょっと覗いてきたけど、生き物は見つけられなかったなぁ。
この水たまりから もう少し登ると、
アオノツガザクラの緑の葉がいっぱい。
花がいっぱい咲いてる時は、見事だったなぁ。
今は こんな様子。
小さな実には どんな種が入っていたんだろう。
『ふくらヨリ 八里』。
ここで七五三掛から御室までの半分を少し?過ぎたあたり。
まだまだ急な登りが続く。
これ、さっき見たのと同じかなぁ。ミヤマホツツジ?
影が可愛いな。
飛ぶように駆け下りて行った人の後ろ姿をパチリ。
レモンイエローみたいなのも 薄いオレンジ色みたいなのも
どちらも地衣類?
同じ株でも 緑・黄・赤・・・いろんな色になってるミヤマキンバイ。
岩に張り付くように生えているのは コメバツガザクラ。
6月下旬に登った時、
石がゴロゴロした斜面いっぱいに コメバツガザクラの花が咲いてて驚いたっけ。
まだまだ登るよ。
大きな石のそばを通ったりしながら 登って・・・
振り返ると、
さっきまで見えなかった御浜も見えてきた。
急な道を登って行く分、少し登るとグンと景色が変わる。
あんなに見上げていた外輪が、だいぶ目線の高さに近づいてきた。
たまに そこに置いたような石が。
長坂道の辺りも見えてきた。
グングン登ってるね~。
ほんのり紅くなったコメバツガザクラ。
その先にあるのは、実?
以前 行者岳から下りてくる道があったところを目でたどってみる。
・・・Ⅴ字に切れ込んだ岩の間から下って・・・
外輪・千蛇谷分岐からの下りも 御室分岐からの下りも そうだし・・・
崩れやすい外輪の内壁を登り下りするのは大変だよね。
茶色の花が咲いているように見えるのは、ホソバイワベンケイ?
これも ホソバイワベンケイでは?(イモムシみたい)
置いたような石が あそこにも。
斜面をおおいつくしそうなコメバツガザクラ。
キョロキョロしながら登っているうちに、
いつの間にか 御室の近くになっていた。
ここから御室までは、石ゴロゴロの道を登って行く。
こ~んな大きな石があちらこちらにあるので、
オモシロい。
ここにもサビてしまった看板。
ここからは石で階段がつくられているので 登りやすい。
石の階段をジグザグに登って・・・
11:20 御室に到着。
御室で 一休み。
私が まず見に行ったのは、このパン皮状火山弾。
ヒビヒビだぁ・・・。
それからトイレの方へ行くと・・・
水が溜まっている所に氷が張っていた。
朝晩は どれくらい冷え込んだのかなぁ。
・・・⑤へ続く・・・