山頂の北側、中道コースとその奥の倉沢口からくるコースの方を眺める。
うわ~斜面の紅葉がイイ感じだなぁ・・・。
やや霞んでいるけれど、
山頂付近に雲がかかった鳥海山も見えてる。
もう少し北側まで行ってみよう。
紅葉した斜面のずっと向こうに月山が見える景色を しばし眺める・・・。
この急斜面に ニッコウキスゲとヒメサユリが咲くのを
また観にきたいなぁ・・・。
では、山頂に戻ろう。
鑓ヶ峰と鉾ヶ峰。
ずうっと奥に以東岳。
赤い実。ナナカマドと・・・なんだろう?
こんなに目立つのに残っているということは、
どちらも あまり美味しくないのかも・・・。(;^ω^)
中道コースとの分岐を過ぎて、山頂へ。
東側が切れ落ちてるし、足元はザラザラしているので、
気を付けて歩いて行く。
11:34 山頂に戻って すばらしい景色を眺めながら昼食休憩。
山頂が強風だったら 少し下ったところで休憩かな、なんて話していたのだけど、
それほど風は強くなく、むしろ心地よいくらい。
遠くは やや霞んでいたけれど、
南側に う~っすら飯豊連峰らしき山並みも見えた。
山頂付近で のんびり1時間近く過ごし・・・
12:25 下山開始。
鑓ヶ峰の斜面に細く見えている踏み跡を見て・・・
下っていく。
昼を過ぎ、空にはうっすら雲が出てきて、
風も 少し強まってきた感じ。
予報通り。
急な下り。
足の置き場に気を付けながら ゆっくり下っていく。
ホオノキ、何年目だろう?
わずか数十cmの枝に 大きな葉が1枚ついていた。
ロープが設置されてるようなところ、
落ち葉も木の根も濡れてなくて良かった。
すぐそばの植物を眺めたり・・・
木々の間から見える向こうの景色を眺めたりしながら・・・
のんびり下っていく。
落葉した木もキレイ。
気持ちの良い尾根歩き。
南側を見れば、
陽の光に透けた木々の葉が ステンドグラスのよう。
木の根元の小さな紅葉に 思わず立ち止まったりも。
たまにビュ~ッと強く吹く風に、木々の葉がなびく。
その様子も いい・・・。
ふと見上げたブナの枝には たくさんの殻斗がついていた。
さっきまでいた山頂が どんどん遠くなっていく。
山頂付近 ズーム。
落葉した景色も素敵。
紅葉の頃もキレイだっただろうな・・・。
朱色・オレンジ色・黄色・・・のグラデーション。
紅葉・黄葉の中で モシャモシャ黄緑色があると思ったら、
ブナの大木に絡まったツルアジサイ。
ブナの大木に囲まれて建つ避難小屋まで下ってきた。
小屋の辺りで 一休み。
この木には 葉と殻斗が残ってて・・・
細い枝には 来年に向けて新しい芽が準備されていた。
来るたびに眺める大木。
根元を眺め・・・
幹や枝を見上げる。
ナントカ大王が両手を広げてるみたいだな。
ブナの大木の下では
クロモジも 新しい芽を準備していた。
・・・④へ続く・・・