避難小屋辺りで一休みした後、また下り始めた。
小屋の先から ちょっと下った所に、地図では水場があったなぁ・・・
と思い出し、見てみると・・・
何年か前と変わらず、水場があった。
飲んでみることはしなかったけれど。
写真の右上の方、避難小屋のある方から下ってきた。
道は 水場のあるところで折り返し、
流れの反対側に行ったん渡り、また右側に渡って下っていく。
その先、ブナの木々が美しい尾根道を下っていくと
越沢コースとの分岐がある。
左へ。
午前中より 少し強くなった風に 木々の葉が揺れる。
雲が出てきたけれど、
空を灰色に覆ってしまうほどではなく、
雲の切れ間から時々陽が差してくる。
ウルシというと葉が真っ赤になるイメージがあるけれど、
そうではないものも。
秋らしい素敵な色の これは・・・
キノコの幼体? 粘菌?
まだまだ 知らないことだらけ。
コブがいっぱいのブナ。
時々 ビュウ~ッと吹く風に 木々の葉が揺れる。
その様子が また素敵だった。
まぶしい・・・。
道のそばの植物を眺めながら下っていく。
\(^o^)/していたり、お祈りしていたり・・・。
フワフワの芽は タムシバ?
よっこらしょ、と倒木を跨ぐところも。
この辺りには、細くウネウネした木が。
その先には・・・
またきれいなブナの林。
たまに振り返ると、
山頂は すっかり遠くなっている。
うわっ! びっくりした~!
木の枝に キノコを引っかけておいたのは 誰だろう?
道のそばにイワウチワの葉が出てくると、
その先に急な下りがあるんだったな。
なんて思いながら歩いていると、
山頂付近にもあった赤い実。
何だろう?
(『アズキナシ』らしい)
ロープが設置されている急な下り。
落ち葉で木の根が隠れていたりもするので、
ひっかかったり滑ったりして転ばないように ゆっくり下る。
下り切った辺りで ふと見ると、
尾根の南側は杉林だった。
登りの時には 見ていなかったなぁ・・・。
やせた尾根に生えた木の根が 急斜面をずうっと下の方まで伸びている様子を、
立ち止まって眺めたりして・・・。
やせた尾根を少し歩いてから、
道は いったん斜面の北側を通り・・・
再び尾根に出る。
更に遠くなった山頂を
振り返って見る。
足元に 紅葉したオオカメノキの葉。
このくらいで 発芽してから何年目なんだろう?
ブナの根の階段を登る、ちょっと急なところ。
でも、こういう道、好きなんだよな~。
気持ちいいなぁ・・・なんて思いながら下っていると・・・
すぐ目の前、道に横になってあったものが 木の枝ではないことに気づき、
思わず叫んでしまった。
アオダイショウだった~。(;^ω^)
立ち止まって見ていたら、
アオダイショウは スルスルと近くの木に登っていった。
その滑らかな動きに 見入ってしまった。
オヤマボクチ。
久々に見たかも。
駐車スペースが見えてきた辺りで、
道のそばにカラマツが生えていたことに気づいた。
朝は 気づかなかったなぁ。
あれ? 1枚にだけカラマツの葉がついてるぞ?
と 不思議に思って 見ると・・・
この葉にだけ クモの巣が張られていたのだった。
私が気づかない・意識を向けていないだけで、
まだまだ オモシロいことが いっぱいいっぱいあるんだろうな・・・。
14時半頃、駐車スペースに戻った。
秋の摩耶山も 良かったなぁ・・・。
急なお願いにもかかわらず ご一緒させて下さった向日葵さん、
楽しい時間をありがとうございました!
ガタガタ・ゴトゴトの道をゆっくり下り、
R345に出たときには ホッとした。
帰路、空には薄い雲が広がり、西の方はすでに灰色。
晴れて風がそれほど強くない時間帯に歩いてくることができてよかった。
自宅に帰る前には、もちろんスタンドに直行して洗車。