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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/11/10 鳥海山・開拓~滝ノ小屋⑤


ブナ林の台地から下は 雪が無くなって ちょっと寂しい感じ。

あちらこちらで立ち止まって景色を眺めながら 急な道を下り・・・

月光坂を下って・・・

ブナの大木を回り込んで、
祠のある所まで下ってきた。

 

月光坂を振り返って見る。




横堂から家族旅行村の方へ下って行く、という選択肢もあったけれど、
この時間すでに日陰になっている急な道を下るより、
陽が差し込む道を下りたい・・・ということで、直進。

家族旅行村からの道を歩くのは
また次の機会に。

 

ブナの木々を振り返って見た。



次に この大木を眺めるのは、
辺りが雪で白くなってからかな・・・。




鳳来山山頂と巻き道の分岐で 立ち止まる。
・・・陽が差しているこの時間なら、巻き道を行ってみてもいいかもね・・・

ちょっと巻き道の方へ歩き出したみたけど、
結局 引き返して鳳来山山頂へ行くことに。
意外に急な斜面の 狭いトラバース道。
そこに落ち葉がたくさん積もっていて、歩きにくそうだったのだ。

ということで、
石の上を歩き・・・木の根を跨いで・・・




ブナの木の間を登って・・・

 

14:22 鳳来山山頂へ。

西側。

東側。




 

振り返ると、
木々の奥に、歩いてきた大黒台のブナ林、さらにその奥に外輪が見えた。




一休みした後、鳳来山山頂から下り始めた。

 

この時間になっても 空は真っ青。
その空にををバックに、ブナの白っぽい幹が映えてきれいだった。

視線を移すと
カエデの葉に午後の陽が差して 光っていて・・・
こちらもキレイ。




巻き道との分岐まで下ってきて 振り返って見る。

 

陽の差し方が変わって、
同じところを通っても、景色が違って見える。



 

朝は日陰で暗かった西側の斜面にも陽が差して
ブナの木々が嬉しそうだ。

 

やわらかな陽差しの中をゆっくり歩いていると、
穏やかな気持ちになる。


朝の雰囲気も  いいし・・・
昼は昼で  いいし・・・
夕方も  いいし・・・

 

やっぱり 時間をかけて のんびり歩くのがいいなぁ・・・。

 

積雪期に大きな雪庇ができる辺りで 振り返ると、
木々の向こうの鳳来山や大黒台の方が 少しオレンジ色っぽくなって見えた。

この時期の陽は どんどん傾いていくもんなぁ・・・。

朝は日陰で目立たなかったツルアジサイ
陽を浴びて光って見えた。

 

 

 

黄色の葉も 陽が当たって眩しく見えた。




ササの葉の陰に ひっそりツルリンドウの実。

 

かくれ山分岐から左へ。

 

15:05 南高ヒュッテまで来た。

・・・ストーブを焚いていた匂いがするけど、今はもう 煙が出てないから、
   少し前まで 誰か小屋にいたのかな・・・
と思いながら入り口の方へ行くと・・・
ちょうど Hさんが出ていらしてビックリ。
Hさん、お会いできて良かったです~!

小屋のそばにブドウがなっていると教えていただき、
見てみると・・・たくさんヤマブドウが。
しかも、酸っぱいイメージがあったけど、熟してとても甘くて美味しかった。

こんなに美味しいブドウがたくさんなっているのに、
動物たちは食べに来ないのだろうか。
今年はブドウ以外に食べ物がいっぱいあるんだろうか。


南高ヒュッテからは、3人でおしゃべりしながら下っていく。





 

沢を越え・・・




沢の上流側の林を眺めてから 反対側の斜面へ上がって行く。

 

南高ヒュッテの方を見ると、
沢を挟んで向こう側にの木々の間から建物が見えた。



Hさんが教えて下さったキノコ。
朝  登って来る時は 全く気づかなかったな。

 

15時半頃になり、辺りはだんだん夕方の雰囲気に。

 

西側の尾根の日陰に入った場所では、少し薄暗く感じた。




それでも 辺りの木々の葉は、


それぞれの色で イキイキしているのだった。


私も そうありたいものだ。



 

 

 

道がなだらかになると、
沢の水音を聞きながら歩いて行き・・・

 

丸太橋を渡ったら 間もなく駐車スペース。


・・・なのだけど、

ここまで来て まだ 立ち止まる。


朝は気づかなかったものに気づいたり、

朝は目に入ってもスルーしていたものを 帰りには撮りたくなったりして。




15:52 開拓登山口の駐車スペースに到着。

Hさん、久しぶりにお会いできて良かったです。
そして、
向日葵さん、一日 楽しい時間をありがとうございました!

 

帰り道に振り返って見た鳥海山は、
いつの間にか灰色の雲の下にあった。

一日 青空の下を歩いてくることができて良かったなぁ・・・。