午後の光から 少しずつ夕方の光に変わっていくのを感じながら、
なだらかな道を下っていく。
黄葉した葉に陽が当たって
眩しく感じるほどだった。
足元を流れる水の音が 心地よい。
この辺りからは、
オレンジ色や明るい茶色も加わって・・・
景色は、足元の緑から黄・オレンジ・明るい茶色…のグラデーションに。
きれいな形のポットホール。
アカマツが 生えているところも。
カエデの大木が目に入り、思わず立ち止まって見上げた。
3年前に歩いた時は あちらこちらに倒木があったけれど、
この日歩いたら、倒木は無くなっていて とても歩きやすくなっていた。
上の方は赤土の壁の水路だったけれど、
下るにつれ 石が見られるように。
またあったよ、ノササゲ。
ふと見上げるた木々の葉。
陽の光を分け合っているのが分かる。
藤、登場。
巻き付かれた木は大変そうだけど・・・どうなんだろう?
杉林を下って間もなく・・・
15:40 林道に出た。
右側から水路沿いに旧蕨岡道を下ってきた。
朝は左の方へ林道をもう少し進んだところから入った。
分岐から車を停めたところまで 林道歩き。
道のそばの木々を何度も見上げながら歩いて行く。
ふと目にはいった石。
朝は どんよりした曇り空の下を歩いた。
陽さ差すと こんなに木々の葉が輝くんだなぁ。
陽の光って すごい。
西に傾いてきた陽の光が ススキの穂にも。
朝は 気づかなかったもの、
意識を向けていなかったものたちが、
いろいろ 目に入ってきたりする。
視界が開けたところで、オモシロい雲が目に入った。
雲が うっすらピンク色に染まってきてる。
16:03 駐車スペースに到着。
すっかり夕方だ。
遠くには、朝は見えなかった月山が見えた。
風車の向こう、薄っすら見えているのは粟島。
帰り道、夕日に染まる鳥海山と そこにかかる雲が目に入って 車を下りた。
この角度から 笙ヶ岳を眺めたのは初めてかも。
まだまだ歩いてみたいところがあるなぁ。
鳥海山、今日もありがとう!
帰路、東の空には ビカビカ光る大きな月があった。