2月10日、滝ノ小屋まで行ってきて下る途中、
横堂付近で 旋回している鳥が目に入った。
何の鳥か分からなかったけれど とりあえず撮り、帰宅後に拡大して見たら・・・
尾が白かった。
・・・オジロワシだぁ!
鳥に出会うたびに、かっこいいなぁ・・・とか 可愛いなぁ・・・とか 思いながら
眺めたり撮ったりしていたけれど、
名前や特徴などをなかなか覚えられずにいる。
でも、このオジロワシとの出会いで、
今までより ちょっとだけ 鳥にも意識が向くようになってきた・・・かも。
5月2日 鳥海山の岩峰と笙ヶ岳三峰の間の雪渓を歩いている時、
シュ~ッと飛んでいく鳥がいた。
小さくて何かわからないけれど、ノスリ・・・ではないだろうか。
6月8日 おなじみのトビ。
鳥海山・河原宿から笙ヶ岳三峰の方へ抜ける辺りの雪渓の上で。
7月13日 これもトビ。
鳥海山・御田ヶ原分岐から鳥ノ海分岐の方へ入って間もなくの辺りで。
こんなふうに尾の向きを変えながら飛んでいるのかぁ・・・。
9月24日 鳥海山・扇子森付近を歩いていた時、
御田ヶ原の方から飛んできて上空を何度か旋回していたハチクマ。
「ハチを襲って喰うクマタカ」で『ハチクマ』らしい。
冬になると南へ渡って行くそうなので、渡りの前だったのかな。
10月21日 鳥海山・象潟コースの尾根渡り付近を歩いている時、
北の方からシャーッと飛んできて 頭上を横切って南の方へ飛んでいった。
オオタカのようだ。
10月1日 鳥海山・笙ヶ岳一峰にて。
ガスで景色が見えず、そろそろ帰ろうかと思った時、
左後方から飛んできて 長坂道越えて南西方向へ飛んでいった。
トビとは違う感じだと思ったらイヌワシだった。
11月16日 日本国の蛇逃峠の東屋で休憩していると、東側を旋回するクマタカが目に入った。
東屋から山頂の方へ少し登ったところに『鷹待場』の看板があったけれど、
(昔、警戒心の強いタカを待つ場所がつくられたようだ)
実際に クマタカに会えたのは初めてだった。
・・・猛禽類、かっこいい。
しょっちゅう出会っているはずのシジュウカラ。
やっと「ネクタイ」の模様と「ツピーツピーツピー」の鳴き声を覚えた・・・かもしれない。
3月19日 上池コースにて。
4月23日 経ヶ蔵山にて。
アカゲラと似ていると思ったら コゲラだった。
4月23日 経ヶ蔵山にて。
なんて可愛いメジロ!(つがいでいることが多いようだ)
5月19日 高瀬峡にて
黒っぽい鳥が飛んできたと思ったら カワガラス。
水生昆虫や小魚を食べるらしい。
この時くわえていたのは何だろう?(カゲロウとか?)
5月25日 羽黒山にて。
月山ビジターセンターかた羽黒山山頂まで歩きながらの 鳥の観察会。
鏡池のそばの木に ちょうどアカショウビンがやってきた。
6月20日 鳥海山・新山山頂にて。
小さな鳥が大きく伸びやかな声で鳴いていた。
何の鳥かと思ったら ミソサザイ。
この時期は 餌となる昆虫を捕りやすい山の上の方にいることもあるのだそうだ。
私が撮ったのは「その日その時その場所で出会った」鳥たちだけど、
その鳥たちは、周りの生き物や環境とつながり合って生きているのだということを
あらためて思った。
子どもの頃に比べて 身近な虫や鳥が少なくなってきていることに
不安を感じる。
自然の繋がり・大きな輪の中に
自分は 今ちゃんといることができているんだろうか・・・
と、鳥を見るたびに思う。