文殊岳で しばし景色を眺めた後、また歩き出した。
文殊岳から先へと歩き出すと、つい見てしまうのは、
昨年の秋に途中で撤退した地点。

今年も チャレンジするのかどうか・・・。(;^ω^)
時間は11時を過ぎ、陽ざしがさらにジリジリしてきた。

伏拝岳に12時頃まで着けばいいことにして、

あせらず ゆっくりのんびり登っていく。

ここだ。

あそこから ここまでって、けっこう急斜面だよね~。(;^ω^)
ま、そのタイミングがあったら、ということで。

短い梯子のある急なところを登り、

登りきって回り込んでから もう一登りすると・・・

伏拝岳は もうすぐ。

ちょっと沢地形になったところに、コバイケイソウの葉がいっぱい。
葉のわりに咲いてる花は少ないので、今年は花があまり咲かない年なのかな。

右前方の斜面には、湯ノ台コースを下って行く人の姿が。

湯ノ台コースを登ってくる時は、
外輪山コースを歩いている人の姿が見えるようになると
「よし、もう少しで伏拝岳だ!」と元気が出てくるんだよね~。

分かりづらいけど、ここのイワブクロの塊の花は白かった。

「さぁ、もうちょっとだよ~!」と励ましてくれてるような花たちから元気をもらい、

千蛇谷を見下ろしているような岩の柱を眺めながら行き・・・

11:25 伏拝岳に到着。
一休みしながら 地図でここからのコースを確認。

これから 疲労が出てきた り暑さでバテ気味になったりして ペースダウンしたとしても、
暗くなる前には下山できそうだな。

11:31 伏拝岳から湯ノ台コースへと下り始めた。

湯ノ台コースも 花がいっぱい。

つい花に見とれてしまうけれど、
浮き石がたくさんあるので、足の置き場をよく見ながら下って行く。

薊坂からは、これから下る小雪渓、その先の大雪渓を見下ろすことができた。
スキーヤーらしき人の姿も見えた。

両側から笹などがかぶさっていて足元が見えづらいところもあり、
気を付けて下って行く。

薊坂の出口が近づいていた頃、

ふと斜面に目を向けると・・・

コバイケイソウの花が たくさん咲いていた!

少し下っては コバイケイソウを眺め・・・
また少し下っては コバイケイソウを眺め・・・
何度も立ち止まって眺めながら下った。


11:58 薊坂入り口まで下ってきた。

雪渓の方へ下る途中には、

チングルマの花が 青空を見上げながら咲いていた。

仙ヶ洞を見上げるところで チェーンスパイクを装着。

雪渓には、向こう側へ渡るガイドとなるロープがある。
ガスが流れてきて辺りが真っ白になる時もあるので、ロープはありがたい。

でも今日は ホワイトアウトの心配がないし、
せっかくなので、行けるところまで雪渓を下って行くことにする。

雪渓を下っている途中、法螺貝を持った青年とすれ違った。
出羽三山の山伏の方で、法螺貝を吹く練習中なのだそうだ。

ここで雪渓から上がり、夏道を少し歩いて 大雪渓の方へ。

大雪渓の手前では 数名のグループが談笑しながら休憩中だった。
滝ノ小屋口から登ってきて、この日は山頂小屋に宿泊なのだそうだ。

夏道は 雪渓の左側をしばらく下ってから雪渓を横切るけど、
せっかくなので、すぐに雪渓に上がり、大きく回って下っていこう。

ふたたび チェーンスパイクを装着し、
雪渓を下り始めた。

ふと西側の斜面を見ると、上の方にニッコウキスゲが帯状に咲いていた。
あそこまで上がったら、向こうにはどんな景色が広がってるのかな。
・・・と気になりつつ、下って行く。

雪は やわらかめだけど、ザクザクするほどではない。
雪面に表れているかな・・・と思っていたスプーンカットは
残念ながら無かった。

下界が30度を超える日に、雪の上を歩いているのが不思議な感じ。

少し右に回り込んで下って行くと、雪渓の終わりが見えてきた。
その向こうには 河原宿の建物も。

いかにも雪がとけたばかりという様子の枯れ草のところは、
いつまで雪があったのだろうか。

雪渓の端に近づくにつれ、
雪解け水の流れる音が少しずつ大きくなってきた。

白い雪渓から緑の草地の方へ、
その間の枯れ草と石のところを 雪解け水が流れていく景色を
しばらく眺めていた。

なぜだか こういう景色に惹かれるんだよね・・・。
沢の方へ行ってみよう。

ザーザーという音は、雪解け水が歌っているようだった。

雪渓歩きも ここで終わり。
雪の上を下ってくることができておもしろかったな。

振り返りながら チェーンスパイクを外した。
・・・⑤へ続く・・・