行こう行こうと思っていながら なかなか行くタイミングが無かった展示を観に行くことにした。
イヌワシみらい館の開館25周年 特別企画展示、
『波紋と螺旋とフィボナッチ展 ~多彩なデザインを作り出すシンプルな法則~』。

フィボナッチ数列は、イタリアの数学者フィボナッチが紹介した数列で、
「どの数字も 前の2つの数字を足した数字(初めは1が2つ)」という規則の数列だそう。
1+1=2
1+2=3
2+3=5
3+5=8
5+8=13・・・
この「2・3・5・8・13・・・」が フィボナッチ数列。
その数列の何がスゴイの?と思ってしまうけれど、
・・・動植物のらせん構造、木の枝分かれ、
人の肝臓の血管の枝分かれ、人のⅮNAの二重らせん構造、台風や銀河の渦巻き・・・
などなど、いろいろなところに隠れているのだそうだ。
フィボナッチ数列は『黄金比』と ほぼ同じで
安定感・調和などを感じるもので、
自然の中に隠れているだけでなく、人がつくるもののいろいろなデザインにも使われているという。
イヌワシみらい館へ行く前に、まずは
出張展示があるという酒田駅前交流拠点施設ミライニへ。
ミライニにはまだ行ったことが無かったので、ドキドキしながら行くと・・・
1Fの酒田市中央図書館の展示スペースに・・・あった。
こちら側は、特別展示との連動企画『いきもののカタチ』。
模様が目を引くヒョウの毛皮は、アマゾン資料館所蔵のものだった。

『付加成長とらせん構造』
『シマウマが縞を持つ理由』
『異常巻きアンモナイトの謎』
『植物にかかったフィボナッチの魔法』
の4つのパネルがあった。

みんなバラバラのもののようでありながら、
そこには 調和のための法則のようなものがあるということに感動する。

何となく目にとまって「ドキッ」とした言葉。
「今の自分の体形・骨格は 私の脳が持っている情報で決まっているのか?」
と思ったからかも。
反対側には
夏休み調べる学習コンクール関連展示『酒田市の鳥“イヌワシ”と生態系』。

イヌワシが飛んでる~。

展示物を作成したHさんのユーモア感覚に いつもクスッとさせられる。

もしかして、本物そっくりのこの鳥さんたちも手作りだろうか?

「こんなペンがあるなんてスゴイ!」と驚きつつ、
ペン先でシートの♪マークをタッチして 鳥の鳴き声を聞いてみた。

イヌワシみらい館で初めて見たときとっても感動した『イヌワシ危機一髪』もあった。
差し込むのは イヌワシにとっての8つの危険の“危剣”。

目で見て分かりやすい『食物連鎖積み木』。
一番下の段にあるのものを確かめた。

どこか一つが増えすぎたり減りすぎたりすると、
全体のバランスが崩れてしまう・・・。
このバランスを崩してしまっているのが人間だろうか・・・。

一通り観終わってからミライニを出て、
今度は 湯ノ台のイヌワシみらい館へ移動。
この日は 東北地方のあちらこちらで大雨が降り、
大雨特別警報が出されている所もあった。
山形県内も雨予報だったけれど、
ラッキーなことに、ミライニに行く時も イヌワシみらい館へ行く時も、
私が車で走っている上空は 青空だった・・・。

入り口を入っていくと まず出迎えてくれたのは、恐竜の骨格の化石。
他には、キリンの剥製や・・・

懐かしのキャラクターたちも。

「何気なく目にしているものを よく観てみる」とか・・・
「当たりまえだと思っていることについて 疑問を持ってみる」とか・・・
子どもの頃だけじゃなく 大人になってからも大事なんだ、きっと。


私がみすごしているだけで、
自然の中には 不思議なことやオモシロイことが いっぱい隠れているんだ、きっと。

ほかにも、
部分と全体が同じ形になっている“自己相似性”をなすというフラクタル構造についてのパネルもあった。
その前には フラクタル構造の説明に出てきたロマネスコが植えられていたけれど・・・
実は なったかなぁ・・・。

数学者のフィボナッチやチューリングもスゴイけれど、
この企画展示を思いつき、展示物を制作したHさんもスゴイと思った!

『好きなもののある人はとてもしあわせだ』
かぁ・・・。
・・・わたしの好きなものが わたしをいちばんしあわせにしてくれる・・・
わたしをしあわせにしてくれる“好きなもの”は何だろう?
そんなことを思いながら 展示を観終えてイヌワシみらい館を出ると、
まだ上空には 雲の間に青空。

しかし・・・
自宅の方へ向かう時、西側を見ると・・・
アヤシイ灰色の大きな雲が 南の方からどんどん広がってきていた。

南の空は どんより灰色。
自宅まであと5分、というところで雨が降り出した。
