9:59 甑コルから まずは男甑山へ。

登っていくのは北側斜面。
濡れた落ち葉の上に 薄っすら雪。

この先どんどん斜面が急になっていくので、
チェーンスパイクを装着。

前を登る先輩方は長靴。
濡れた落ち葉の道では、登山靴より長靴の方が歩きやすいことも多いからね。

急坂に 何となくステップが付けられているものの、
狭い(あまり奥行のない)ステップが 積もった落ち葉でスロープ状になっているところが多く、
滑って転ばないように 慎重に足を置いた。

木々が大きく根曲がりしているような急斜面だから、
足を滑らせて転んだら大変だからね・・・。(;^ω^)

途中、立ち止まって ちょっと一息。
振り返って 女甑山を眺める。

遠くには神室連峰。
さらに奥にみえるのは虎毛山では?

「奥の山が虎毛山だったら、山頂付近に小屋が見えるはずだよ」
と言われ、拡大してみると・・・

おお、ポチッと見えるじゃないですか!

そして 神室山の小屋も小さくポチッと見えた。
景色を眺めた後、また登り出したけれど、
道は さらに急になり、滑りやすく、登りづらくなっていく。

ちょっとゆるやかになったところで、
また振り返って女甑山を振り返り見る。

そして また登っていく。
チェーンスパイクを装着して 滑りにくくなったのは良かったけれど、
とけ気味の雪が靴の裏に たまってくっついてしまいやすく、
くっついた雪を落としながら登らなければならなかった。

木が立ってるところまで登って、また立ち止まって景色を眺める。
北東側、灰色の雲に上の方が隠れているのは栗駒山かな。

そして その先を見ると・・・
うひょ~! ( ゚Д゚)

雪が無くて乾いた道なら こういう登りはオモシロイけれど・・・
この状況では ちょっと心配だなぁ・・・。
そんな心配を癒してくれるのは、
急な道にたくさん生えていたイワカガミの葉。

この急な道にピンク色のカワイイ花がたくさん咲いている様子を想像してみた。
振り返って女甑山の東側斜面を見ると ブナの木々がキレイだった。
新緑や紅葉の時期も キレイなんだろうな。

前を見ると、さらに急になった斜面が。
その斜面の途中から、
「どこを摑めばいいか、わからねぇ~」
と、先頭を登るSさんの声でが聞こえてきた。

そう言いながらも ゆっくり登っていくSさんとTさんの後から、
私も一歩一歩登っていく。
落ち葉と雪で ほぼステップが無いような急斜面。
つかまる枝や笹がないところもあり、
斜面を手で探って つかんでも大丈夫そうな木の根などを見つけ、
ちゃんと体重を乗せられそうな足の置き場を探しながら
一歩一歩登っていく。

足を滑らせるとザザザ~ッと落ちて行きそうな急斜面。

「独りで(自力で)登り下りできるか?」
と Tさんから確認の声を掛けられ、
「大丈夫です!」
と 答えた。
もちろん緊張感はあったけれど、
チェーンスパイクは効いていたし、
手で掴むところや脚の置き場も 見つけられる状況だったので、
ゆっくりであれば 足がすくんで怖くて下れなくなる、というような感じではなかった。

しかし、状況から、
「下る時に大変危険であろう」ということで、
山頂まで行かずに下ることになった。
ウサギの足跡があるところまで上がり、

女甑山を眺めた。

女甑山の東側斜面の岩壁を眺め・・・

10:24 折り返して下り始めた。

滑り落ちないように、
足の置き場をよく見て 木の根やそばの枝などにつかまりながら ゆっくりと。
急坂の途中で見えた 名勝沼。


女甑山にも登る予定だけど、
陽の当たる南側斜面の登山道付近には 雪がほとんどなさそう。

ちょっとなだらかになったところで 立ち止まって一息。

ふと見ると、登りの時には気づかなかったタムシバの冬芽が。

見上げた青空を 白い雲がフワフワ流れていた。

気を抜かずに さらに下って・・・

10:42 甑コルに戻ってきた。

男甑山には、雪の無い時期の 道が濡れていないときに
また登ってみたい。
・・・③へ続く・・・