分岐から少し歩いたところで 振り返る。

足元の倒木は、春先には無かったもの。
少しずつ少しずつ 変化していく。
北西側の木々の奥を見る。
さっきまで 真っ白な外輪が遠くに見えていたけれど、
いつの間にか ガスが出てきた感じがする。

太陽が高く上がらないこの時期は、
10時半を過ぎても この斜面は日陰なんだな・・・。

苔の上の雪の小さなつぶつぶが可愛い。

向こうの小さなピークまで、

道のすぐそばには イキイキしたコケが生えている。

茶色の落ち葉と一緒の緑のコケも素敵だし・・・

白い雪と一緒の緑のコケも素敵だ。

あそこまで登り切って 毎度 振り返って景色を眺める。

歩いてきた道の向こうに 鳳来山。
その左奥に 続く大黒台のブナ林。
さらに左奥に外輪山。

外輪山は・・・雪煙もガスも上がっているのだろうか。
さっきよりモヤモヤして見える。
薄っすら積もった雪で足を滑らせないように、
気を付けながら下って行き・・・

かくれ山分岐を左へ。

細い木々の向こうに 南高ヒュッテがある。

登りの時には撮らなかったツルリンドウの実をパチリ。
今年は、ほんとに植物の実がほとんどならなかったなぁ・・・。

南高ヒュッテが見えてきた。
う~ん・・・煙突から煙は出ていないようなので、誰もいないかな。

10:56 南高ヒュッテまで来た。

焚き付け用の小枝も新聞紙も湿っている状態だったけれど、
向日葵さんが上手く火を点けてくれて ストーブに火が灯った。

昼食タイムに入って間もなく、薪を背負ってやってきたのはHさん。
お久しぶりです!
Hさんから ノンアルビールとコーヒーをごちそうになった。

Hさんのおかげで ストーブの火は勢いよく燃え、
小屋の中が さらに暖かくなった。

クマの出没が多かった今年、
なんと このヒュッテにもクマがやってきた跡があったそうだ。
ヒュッテに泊まった方が、
ヒュッテの前に灯油のポリタンクと焚き木が入った袋が散乱しているのを発見。
ポリタンクにクマの爪痕があったことから クマによるものだと分かったようだ。

こんなことは初めてだとHさんは おっしゃっていた。
そんなHさんが素敵なTシャツを着ていらしたので撮らせていただいた。

味のある手描きの絵と文字。
万助小舎は 雪に埋もれた真冬の様子。
四季を通して毎週のように南高ヒュッテに通い、手入れ・修繕などをされているHさん。
「時々 窓を開けて風を通したり ストーブに火をつけたりしないと
ヒュッテはダメになってしまうんだ」
と言う。

そんなHさんをはじめ、このヒュッテに時々来てくださっている方々のおかげで、
いつ訪れてもキレイで整理整頓されている。
今シーズン雪が降ってからも また小屋を使わせていただきます。<(_ _)>
よろしくお願いします。
Hさんとしばらくお話し、帰ることにした。
ヒュッテの前の大きな桜の木。
次の春にも たくさん花を咲かせるんだろうな。

12:18 のんびり過ごさせていただいたヒュッテを後にし、下山開始。
Hさん、またお会いしましょう!

斜面を下り沢を渡ったら、向こう側の尾根を下る。

朝よりも雪がとけて落ち葉が滑る道を ゆっくり下って・・・

水場のある沢に下ってきた。

下流側。

向こう側の尾根に上がってすぐのところにある炭焼き釜跡。
雪が積もってしまうと なかなか気づかない。

木々の向こうの南高ヒュッテをチラチラ見つつ 緩やかに下っていき・・・

やや急な下りに入ってからは、

ゆっくり下りながら 可愛いもの・素敵なもの探し。

落葉した木々も素敵だし・・・

チョコンとあった赤い実もステキ。

何年も前のクマの爪痕は・・・ステキなものじゃないけど
なんとなく目にとまって眺めた。

登りで目に入らなかったものを眺めたり・・・

登りでも目に入ったけれど スルーしたものを

下りでは 立ち止まって眺めたりも。

この辺まで下って来ると、
山歩きの時間が終わってしまうのがもったいなくて・・・

さらに のんびりゆっくりペースに。

それでも、橋まで来てしまった。

朝まで雪が薄っすら積もっていた橋も・・・
登山口手前の道も・・・

雪がとけて無くなっていた。
やっぱり 雪がある方が嬉しいかも。
12:46 開拓登山口に戻ってきた。
振り返って見た鳳来山の方は、いつの間にか曇り空。
青空が広がる時間帯に登ってくることができて良かったな。

帰路、途中で振り返って見た鳥海山。



やっぱり ちょうどいい時間帯に登ってくることができてラッキーだったな。
初冬の鳳来山を歩くことができて楽しかった。
向日葵さん、誘ってくれてありがと~!