Nさん! ここから笙ヶ岳三峰ピークへと登りますよ~。
やや急斜面だけど、雪は固くないし ゆっくり登れば大丈夫!

笙ヶ岳の斜面越しに遠くを見れば、
ガスをまとう月山。

途中で振り返ると、
笙ヶ岳の東斜面を滑って登り返してくる人たちの姿が小さく見えた。

何度も立ち止まって あちらこちら景色を眺めつつ・・・
一歩一歩登って行く。

斜面を見下ろすと、下の方に小さく小さく人の姿あり。
こんな急斜面を よく滑ることができるなぁ~! ( ゚Д゚)

その向こうに目を向けると・・・
斜面を駆け上がってきた新緑。
その手前には、溶岩流の跡。

そして・・・
これから歩いて行く方には 大きな雪庇。

少し先の雪庇や 遠くの月山を眺めながらの雪渓歩き。
前を行くNさんの目や心には どんなふうに映っているのかなぁ・・・。

笙ヶ岳二峰の手前で眺める外輪の南側斜面には、
メラメラ炎を上げているような『花字雪渓』と『心字雪渓』。

クラックのそばをドキドキしながら歩き・・・

下が空洞になっていそうなところもドキドキしながら歩いて・・・

笙ヶ岳一峰の手前まで来た。
もう少し行った先から上がる人たちもいたけれど、
あえて ここから夏道を上がる。

なぜかというと・・・
この花に会えるかもしれないと思っていたから!
ヒメイチゲだろうか、毎年この辺に ちょっとだけ咲いてるんだよね。

いつもなら 数えるほどしか目に入らないヒメイチゲ。
今回は 一峰のピークの方までポツポツと咲いていた。
そして・・・
ニッコウキスゲの芽も出てるじゃないですか。

あちらこちらにニッコウキスゲの芽・葉が元気よく出ていた。
三角点付近には・・・

たくさんのミヤマキンバイが咲いていた。

陽の光をいっぱいためて咲いているような黄色の花は
いつも元気をくれる。
Nさん、こっち こっち!
ほら、斜面を新緑が駆け上がってきてますよ!

そして・・・
小さく赤い屋根の万助小舎が見えてるの、わかりますか?

ここに来ると、あの赤い屋根を探してしまうんですよね~。
「この辺で昼食にしましょう!」
と座った辺りには、コメバツガザクラの花が咲いてた。

ハクサンイチゲは、まだツボミが多かったかな。

笙ヶ岳一峰からの庄内平野や日本海を景色を眺めることができて良かった~。
この景色をNさんからも眺めてもらえてうれしい。

残雪の斜面を駆け上がってくるような新緑も。

何かの猛禽類が飛んでるぞ?

と思ったら、トビだった・・・。
一峰からちょっと下った辺りには、

チョコチョコとハクサンイチゲが咲いていた。

1週間も経てば、あちらこちらで ワッと咲き始めるんだろうな・・・。
昼食休憩の後、笙ヶ岳一峰から折り返して歩き始めた。

昨シーズンより さらに早く感じる雪解け。

次に来る時には、どのくらい雪が残っているだろうか。

戻りも 二峰の東側をドキドキしながら歩き・・・

三峰の方へ。

コワいけど、
あの雪庇が崩れるところを見てみたい気がする・・・。

ふと見上げた空には、鳥の羽のような雲。

伸びやかに広げた羽のような雲をしばし眺め、
三峰北側の斜面を下り始めた。

残雪模様の鳥海山、やっぱりいいなぁ~。

・・・④へ続く・・・