THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'26/07/24 田沢湖でSUP


グズグズした天気が続いていた7月。

一日に何度も週間天気予報を見ては「行ってみたいな~」と思っていたのは、
田沢湖。

・・・梅雨が明けてからでもいいんじゃないの?
と 頭の中で もう一人の自分の声が聞こえるけれど、
・・・梅雨が明けたら自分はきっと山に向かうだろうから、今のうちにSUPを。
と 答える。

そんな頭の中での自分自身との会話を何度も繰り返していると、
晴れはしなくても 日中に曇りの時間帯があり、風も穏やかそうな日があった。
しかも、ちょうど休みの日に。

その日の1週間前に思い切って予約。
前日、久しぶりに夕陽が雲の間から見えて ちょっと嬉しくなった。


田沢湖近くまで自分で運転していくのは、秋田駒ヶ岳に行った時以来。
集合場所の田沢湖キャンプ場の駐車場までは、休憩なしでも3時間かかる。
途中の休憩時間などを考えると、4時間くらいかかるつもりで出発だな。

当日の朝は、4時半に起床し 5時半頃に自宅を出発。
曇りだと思っていたら小雨が降っていて ありゃりゃ…と思ったけれど、
「大雨警報でも出てない限り、こちらからの中止はありません」とのことだったので、
やる気満々で向かう。
最短距離でみると由利本荘側から行く方が近いようだったけど、
何度か通っている新庄の方から行くことにした。

金山町の方でいくと、緑の田んぼの中を通る高速道路の工事中。
晴れていれば遠くに見える鳥海山は、残念ながら雲の向こう。

 

ようやく田沢湖の湖畔に出たのは 9時前。

 

そこから集合場所のキャンプ場駐車場までは 数分。
緑の木々の間の道を進み、9時過ぎに到着。

すでに到着していたガイドの藤村さんに挨拶。
よろしくお願いします!


準備をして、道路を挟んで向かい側へ。
松の木々の間から、カヤックのツアーの方たちがいるのが見えた。

 

おお、私が使わせていただくのは このボードですね!
その向こうには、静かな湖面の田沢湖が広がっていた。

 

晴れていれば、青く透き通った水の上を漕ぐことができるようだったけど、
今回は 曇り空でも とにかく田沢湖に来てSUPができることがうれしい。

準備運動をし、パドルの長さを調節し、リーシュコードをつけて・・・


しゅっぱ~つ! \(^o^)/


深い青の水が美しい。

 

20分ほど  のんびり漕いだところで 一休み。

 

ホントに 水が青い・・・。

 

 

こんな色の水の上にいることが、なんとも不思議な感じ。

一休みの後、また漕ぎ出す。

 

しばらくすると、西側で雨が降っているのが見えた。

「あの雨のところまで行ってみたいです!」
と言うと、笑われた。
「雨のところまでは行けませんけど、そちらへ向かって もう少し漕いでいきましょうか」

田沢湖の直径は約6km。
あの雨が降っている辺りまでは そう簡単に行けるわけはないのだけど、
広さや距離の感覚が分からなくなっていた。(;^ω^)


しばらく漕いでいると、遊覧船の音が聞こえ、
遊覧船が通り過ぎて少し経ってから、波が来た。


遊覧船が起こした波の不思議な揺れ方に任せて 揺られていると、
その波が岸の方にぶつかって大きな音がした。
遊覧船が通るたびに繰り返される波と音だそうだ。

 

異なる方へと進んで行く波が 
互いに壊すことなく自然に交差して進んで行くのを眺めていた。


そんな様子を初めて意識して眺めは不思議に思ったのは、小砂川海岸でだった。
・・・水って不思議だなぁ・・・
と思いながら眺めたその様子を、この日もまた眺めた。

 

少し空が明るくなった気がして見上げると、
雨雲の切れ間から 白くモコモコと上に伸びている積乱雲が見えた。

 

水面にも。

またしばらく漕いでいる時、
ふと、今どのくらいの水深のところにいるのだろう?と知りたくなった。

ガイドの藤村さんに訊くと、
腕時計で見ることができるという等高線で確認して下さった。
「320mくらいのところですね~」
・・・東京タワーが ほとんど浸かってしまうくらいじゃないですか。( ゚Д゚)

「水に浮かんでみますか?」
と訊かれ、かなり迷った。
ライフジャケットを着けているので 沈まずに浮かぶことは分かっているのに、
やはり「今 水深約320mのところにいる」と知ってしまうと、怖くて。

臆病者の私は グズグズ迷ったけれど、
やはり浮かんでみたい気持ちの方が大きく、浮かばなかったら後悔しそうだったので・・・

浮かんでみた!


思い切って水の中に入り 浮かんでしまうと
水深は気にならなくなり、
ただ水に浸かっていることが気持ちよかった。
( 残念だったことがあるとすれば、水中を覗くことができなかったことだな。)

しばし水に浮かんだ後、ボードの上に上がった。

すると・・・

「ブ~ン・・・」
という音が聞こえたので 音のする方に目を向けると、
なんと虫が飛んでいた!
向こう側まで飛んでいくのは 大変じゃなんじゃないか?!と思っていると、
水面に落ちた。

カミキリムシだった。

 

ゴマダラカミキリだろうか?

 

パドルで救い上げると、またすぐにブ~ンと飛んで・・・

 

ガイドの藤村さんの足元に落ち・・・

ちょっと経ったら また飛んでいった。
その後どうなったかは わからない・・・。


ツアーの時間の半分を過ぎ、岸の方へと ゆっくり戻り始めた。
鏡のような水面に空が映り、
その空をボードが進んで行く。

 


少し経つと また遊覧船が通り、細かな波ができた。

 

持っていたカメラが 水中でも撮影可能だったことを思い出し、
撮ってみた。


なんだか よく分からない写真になったけど、
とにかく水中は青かった。

 

小さな波と波が交差する様子を眺めたり・・・



白い雲が浮かぶ空を進んでいるような自分のボードを眺めたりしながら・・・

 

ゆっくりのんびり漕いでいく。

 

茶色の上部分までの水位のこともある、ってことか。


毎年 夏から秋へと季節が進んで行くと、水量は減っていくのだけれど、
今年は水量が減るのが例年よりも早い、と 藤村さんは言った。

 

コーヒータイムにしてもよいかと尋ねると、よいとのこと。

 

少しでも涼しい木陰で、とのことで、
木陰でコーヒー&スイーツで 休憩。

水上というと涼しいイメージだけど、
晴れて太陽の光がギラギラ照り付けるような陽は、やはり暑いそうだ。

藤村さんから、近くの山々にまつわる伝説?や田沢湖についてなども いろいろお聞きした。

 

田沢湖での初SUPの楽しい時間は あっという間に終わった・・・。

ガイドの藤村さん、ありがとうございました!
そして、
田沢湖、ありがとう!