『発酵する民』の次に観た作品は、
『うつろいの時をまとう』。
「うつろい」も「まとう」も
優しい響きの素敵な言葉だ。
『matohu』(「まとふ」と書いて「まとう」と読む)というブランド名には、
2つの意味が込められているそうだ。
一つは日本語の「まとう」。
身体を包み込むように軽やかに身にまとう服。
もう一つは「待とう」。
消費して捨て去るのではなく、
自分らしい美意識が成熟するのを待とうという呼びかけ。
こんなふうに服を「まとう」のが理想だけれど、
私の日々は 着やすく動きやすいものばかりだなぁ・・・。(;^ω^)
掘畑さんと関口さん、
お二人の雰囲気もお話も、ふんわり あたたかく・やさしく・穏やかだった。
終わって廊下に出てから、
壁に貼ってあった作品のポスターに監督とお二人のサインがあることに気づいた。
もっと早くこの作品のことを知っていたら、舞台挨拶があった初日に来たかったなぁ・・・。