12:27 午後の部スタート。
山ノ神ノ沢を渡り・・・
䕃ノ滝の方へ。
木々の葉が開く前の林。
その下は 苔生した溶岩の石がゴロゴロ。
そんな場所に、サクラの大木をはじめ 大きな木がたくさん生えている。
この時期は 木々の間から 地面の様子や地形が分かりやすい。
見下したところをヒノソが流れている。
駐車場に注意書きがあった通り、
渡戸橋には まだ板が設置されていなかった。
「でも、造りがしっかりしてるから 渡れるよ」
と Oさん。
沢から どのくらいの高さだろうか。
私も Oさんが渡り終えてから ゆっくり渡った。
橋を渡った向こうは杉林。
その中に 苔生した倒木が。
ちょうど陽が差し込んでいたこともあり、とても存在感があった。
ここ、以前 一度来たことがあるんだった。
そうそう、ここを渡っていくと・・・
右側に『䕃ノ滝』の方へ行く道があるのだった。
途中から ゴロゴロした石の上を歩いて・・・
『䕃ノ滝』までやってきた。
滝の音をききながら きれいな水を眺め・・・
分岐まで戻ってきて、今度は長坂道の方へ。
杉林の中の沢のそばには いろんなコケが。
「コケ好きの人だったら、動けなくなるかもね~」
この辺には何種類くらいのコケがあるんだろう。
小さな石だけでなく 大きな石も コケに覆われている。
木の根も。
杉の木を這うツル性植物を支えるように生えたコケも。
丸木を何本か渡した橋。
長坂道って こんなところを歩いて行くのかぁ・・・。
独りだと心細いなぁ・・・。(;^ω^)
晴れてる日でも こんな感じだから・・・
曇りの日だったら・・・ちょっと私はコワいかも。
湿地もあって、
道のそばに 小さなミズバショウが顔を出していた。
ヒノソを渡渉するところに来たぞ。
川に流れ込む湧水。
あちらこちらから 湧水が流れ込んでいるんだろうな・・・。
渡渉するために 大きな石が並べられてるところがある。
最初の石まで少し幅があり、脚の短い私はウロウロしてしまったけれど・・・
何とか体重を乗せることができ、
その後は アスレチックコースを歩くようにして渡り切ることができた。
前日 雨が降ってなくて良かったよ・・・。(;^ω^)
道は、沢沿いから・・・
徐々に林の中へ。
苔生した溶岩の石の上に生えた雑木の林。
その木々の奥にチラチラ白く笙ヶ岳が見えていた。
辺りは徐々に杉林に。
その杉も、溶岩の石がゴロゴロしたところに生えているのだった・・・。
杉林の中の道を歩き・・・
山ノ神に戻ってきた。
14:42 駐車場に到着。
私にとって なかなか独りでは歩けないところの一つ、長坂道周辺。
Oさんに案内していただきながら歩くことができて良かった!
ここに『山ノ神』があることが分かる気がしたし・・・
「この辺の地区の人たちにとっては、『山といえば笙ヶ岳』なんだよ」
というOさんのお話が印象に残った。
Oさんによると、
鳥海山山麓全体では、湧水ポイントは1000くらいあるのではないか、とのこと。
今この瞬間も 溶岩の隙間を水が流れ、
山麓のあちらこちらから湧水が流れ出しているんだなぁ・・・。