『出ツボ』を過ぎてすぐ、ここから『溶岩流末端崖』へ。
滑る岩にもクマにも気を付けて、とのこと。(;^ω^)
この辺から 様子が変わるんだよね。
苔生した石がゴロゴロしてて、シダがいっぱい生えてて・・・。
そして・・・
溶岩の石に座っているような木が たくさんあって。
これなんか、石と木の根が もう一体化してる感じ。
向こうの方へと湧水が流れていく音が聞こえている。
溶岩の斜面を見上げると、陽が差していた。
今は こんなふうに植物がたくさん生えているけれど、
かつて 溶岩が流れてきたばかりの時は、何も生えていなかったんだよな・・・
と 想像してみる。
深くは根を張れないところに芽を出して ここまで成長するのだからスゴイ。
この辺には、大きな石がゴロゴロ。
あんなに横になりながら 倒れずに生きてる・・・。
この木も・・・
この木たちも・・・。
幹なのか根なのか・・・。
ここにも、雪がたくさん積もるんだよね?
溶岩が流れて冷えて固まってから こんなふうになるまでの時間を考えると
頭がクラクラしてくる・・・。
崖を見上げて しばし眺める。
そうそう、この辺り、
積雪期に登っていくポイントなのではないだろうか・・・。
私は、中島台レクレーション広場まで入れるようになってから、
『あがりこ大王』のそばを通って行ったけれど。
道は方向を変え、再び木道に。
こっちも、あがりこのブナがあちらこちらに。
ブナの実が出た後。
春に あんなにたくさん雄花が咲いたけれど、
実は 思ったより多くない。
苔生した石の中を歩くようになって・・・
少し進むと・・・
また水音が聞こえてきて・・・
導水路のそばの林道に出る。
さっき林の中を網の目のように流れていた湧水は
ここに流れてくるんだな。
透明度の高い水。
では、コケの群生地へ行きましょう。
・・・➃へ続く・・・