湿った道を進んで行く。
右手の奥に 池塘が現れた。
この辺り、湿地になっている。
途中でちぎられた跡のあるミズバショウ。
これは・・・食べたのでしょう。
今シーズン初めてのイワショウブ。
キンコウカ、ちらほら。
あれは・・・ホタルイの仲間だろうか。
ミズゴケや モウセンゴケも。
良く見えなかったけど、
水面には コウホネに似た葉が浮かんでいるように見えた。
すぐ近くまで行けないのが残念。
まだまだ 眺めていたいような場所だったけど、先へ。
池塘のあるところから少し歩いて行くと・・・
9:26 股窪の分岐に到着。
9:34 数分の休憩の後、股窪の分岐を出発。
標柱、ガジガジやられてるね~。(;^ω^)
ここは・・・全く心配の要らない小沢。
陽が差し込んで キラキラ光る水がキレイ。
その水音を聞いているかのようだったモミジカラマツの実。
木の根の道。
根のそばには コケ。
「左が『ハグマ』で 右が『カニコウモリ』だよ~」
と教えていただいた。
こんなふうに並んでいると、見比べて覚えやすい。
ガイドIさんも驚いていた木。
ダケカンバから ナナカマドなどが生えていた。
この辺りには アオモリトドマツや ダケカンバの 高木が多かった。
西側の尾根で 強風が遮られているからかな?
日陰になりやすく、根は苔生し・・・
シダの葉が たくさん生えていた。
うわ・・・。
木々の迫力がスゴイ。
枯れてしまった木に巻き付いているツルアジサイ。
花を咲かせていた。
コケに種が落ちて芽を出したんだね。
ここは・・・
こんな木の、道を塞ぐようにふうに横に伸びた太い枝の上。
カエデなどもある。
苔生した高木の林の中を歩きながら
この辺りに 静かな時間が ずうっと長い時間流れていたのかなぁと思った。
コケと一緒のツルアリドオシ。
あ、ブナの実の殻斗が たくさん落ちている。
気づかなかったけれど、ブナの木も生えていたんだぁ。
道が また急になる。
木の根の階段を登って行く。
パカッと剥がれたマツの樹皮の隙間から 小さな芽。
あの木からはがれた樹皮かなぁ。
お、ブナだ。
ゴツゴツしてて、見慣れたブナとは違っていた。
木の様子は、環境によって だいぶ違うものになるなぁ。
・・・④へ続く・・・