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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/02/12 鳳来山へ周回で③

 

月光坂の手前で折り返し 歩き出したとたん、
冷たい西風が強く吹き始めた。

 

雪庇の雪が吹き飛ばされる様子を 立ち止まって眺めた。

 

風が弱まって 陽が差したかと思うと・・・



また ビュウッと・・・。

雪庇の雪が吹き飛ばされる様子は 寒々しいけれど、

ふと見上げたブナの枝先に たくさんの芽が付いているのが目に入ると

 

心がホワッとなる。

 

このブナは、数本に枝分かれしていて

 

大きく枝を広げているのだった。

西からの強風が吹き抜けるところで 大きく枝を広げていて
たくましい・・・。


横堂付近と月光坂の雪庇を振り返り見て・・・

 

鳳来山山頂へと戻っていく。



だいぶ重そうになってきら山頂の雪庇。
どのくらいまで大きくなるかなぁ。

 

9:47 鳳来山山頂に戻ってきた。

西側・ひがしがわの景色を眺め、
横堂の方を振り返ってから・・・

 

 

鳳来山山頂からの下山開始。




家族旅行村のある左側の方から登ってきて、

 

今度は 右側の開拓からの道の方へ下っていく。

 

山頂から続く雪庇から少し下った なだらかなところ。

昨年だったか、一昨年だったか・・・
もっと雪が積もっていて景色が良く見える時、
ここで のんびり景色を眺めたことがあったなぁ・・・。
今シーズンは雪が少なくて 手間の木々がちょっな・・・。

 

そこから下の雪庇が前回より大きくなっていたので、
下っていけるかも、と ちょっと下っていくと・・・




こんなのが下の方に見えたので
夏道に戻った。

 

夏道のあるところを下っていく。

 

雪が少ないので 下りにくい。

 

これから モフモフッと積もることはあるだろうか。

 

なだらかで広いところで 鳳来山の方を振り返って見た。
まだ冷たい風が吹いているかな。
うっすら霞んでるな。

 

 




雪庇ができやすい場所というのは 
地形や風向きなどによって だいたい決まってくるけれど、


その様子は 同じになることはなく・・・

だから面白くもあるけれど ドキドキするところでもある。

 

曇が優位で、陽が差しても その影はうっすら。

 

木々の樹皮の様子が、
西側と東側で全く違う。

樹皮の様子を見ると ある程度の方角がわかるなぁ・・・
なんて思っていたのだけど、
月山・姥ヶ岳・湯殿山の方では、そうではなかった。(;^ω^)


この辺は、夏道は歩きにくく、雪庇の方が歩きやすかったところ。

 

この先には もう一つ・・・

 

急な斜面がある。

 

怖がりの私は、歩幅を小さくして下る。

 

 

その少し先、小高くなったところで振り返ると、
木々の向こうに鳳来山山頂の方、その左奥に大黒台の台地が見え、
相変わらず風の音が聞こえていた。

こんな状況の中、先行者は どの辺りまで登って行ったのだろう・・・

などと思いながら また下っていると、単独の女性が登ってきた。
その方のピカピカな青のスノーシューとストックを見て「もしかして・・・」と思い、
「もしかして 向日葵さんですか?」

よかった、向日葵さんで。

ガンチャンさんのブログを通して 時々ブログを拝見するようになっていた向日葵さん。
ある記事の中のピカピカな青のスノーシューとストックの写真が印象に残っていた。

鳳来山山頂までいくという向日葵さんとちょっとお話し、
下ってきたら ぜひ南高ヒュッテに寄って下さいとお誘いした。


尾根から南高ヒュッテの方への斜面を下っていく頃には、
また青空が広がり始めていた。

 

冷たい風がいちばん吹いていた時に 風が吹き抜ける尾根を歩いてきたんだな。(;^ω^)
ま、こういうことも あるさ。


向日葵さんの話によると、
開拓登山口で Hさんとお会いしたようだ。
Hさんは 今日は薪を背負って登ると言っていたとのこと。

 

もう ヒュッテに着いているだろうか。

 

10:25 南高ヒュッテに到着。

スノーシューを外して入り口を開けると、
薪ストーブに火をつけようとしているHさんの姿があった。

その奥のベンチには 薪を積んだ背負子。
薪は 入り口の手前付近に いつもたくさん積まれている。

 

焚き付け用の松ぼっくりは、
地元の高校山岳部の生徒たちが学校近くの松林で拾って持って来てくれたのだそうだ。

1階の隅に 松ぼっくりや枝を入れたコンテナが積んである。


松ぼっくりの後に・・・
細い枝・・・。

 

しばらくすると、
じんわりと暖かさが広がってきた。

お湯を沸かし、Hさんとお話しながら昼食&コーヒータイムに入る。

しばらくすると、下ってきた人の姿が見えた。

向日葵さんかと思ったら、月光坂を登って行った方だった。
外輪まで登れたら・・・と思っていたが、
ガスと強風で滝ノ小屋まで行って引き返してきたという。
鳳来山山頂で向日葵さんと会って話をした際、南高ヒュッテへのお誘いがあったとのこと。

『わぎっちょR』というお名前でヤマップに活動記事を載せているというその方と
しばらくお話していると・・・
向日葵さんが下ってきた。
鳳来山山頂に着いた頃は ちょうど青空が広がったそうで、
良かったですね~!

昼過ぎまで帰宅することになっているという わぎっちょRさんと入れ替わりのように
今度は 向日葵さんとHさんと3人で 昼食&コーヒータイム。

『南高ヒュッテの1階で 薪ストーブで暖まりながら のんびりコーヒータイム』
という 以前から私が過ごしたかった時間は、
こうして賑やかで楽しいものになった。

 

 

                       ・・・④へ続く・・・