15:12 鶴間池をあとにし、『カンスケ坂』の方へ。
先に戻っていかれた方は、すでに『カンスケ坂』を登り切ったか、
あるいは もうすぐ登り切るか、
という辺りまで登っているだろう。
と考えると また心細くなって、やっぱり歌いながら歩いた。
ドキドキしながらも 辺りをキョロキョロ。
雪の重さに耐えながらのびている木々の枝を眺めつつ歩く。
こちらの道も、苔むした大きな石がゴロゴロ。
ブナ、苔むした石、シダ・・・と好きなものがいっぱいだけど、
やっぱり こっちの道も濡れていて滑るので、足元に気を付けて登る。
そして、足元に気を付けつつ、
時々 ブナの大木を見上げながら。
大きな石に根をかぶせるように生えたブナの向こうに、
ハシゴが見えてきた。
ツルツルの石、ツルツルの木の根、濡れた落ち葉・・・の急坂が続く。
ここも毎度 撮るところ。
スキージャンプの軌跡のように、斜面を下って上がっていく細い幹。
ハシゴ・ロープ・ハシゴ・ロープ・・・。
見上げたブナの林がキレイだ。
ここに ちょっと平らなところがあり、振り返って見る。
さらにロープのある急坂を登り・・・
振り返って見下ろすと、
木々の枝の間から、鶴間池の水面がチラチラと見えた。
木々の枝の間から向こうに見えた沢、ズーム。
その水音が 辺りに響いているのが聞こえている。
『カンスケ坂』を登り切ったところから、
予定では 左の道を下って車道に出ようと思っていたのだけれど、そちらは薄暗かったので・・・
予定変更、『のぞき』へと登ることにした。
さっきまで見えていた鳥海山の外輪は、いつの間にかガスの中。
それどころか、何だかアヤシイ雲が広がってきていた。
見晴らしポイントから 鶴間池を見下ろす。
木々が葉を落とした晩秋の鶴間池も観に来たいな・・・。
振り返って見る。
ウネウネ・・・。
どこの山に行っても、
「もうすぐ視界が開ける」っていう雰囲気も 好きだな。
15:32 車道に出た。
『のぞき』の駐車スペースでは、鶴間池でお会いした方が後始末中だった。
その方に挨拶して・・・鶴間池を見下ろす。
何だか辺りが暗くなってきた感じだな~と思って空を見上げると、
濃い灰色の雲におおわれていてビックリ。
今にも雨が降り出しそうじゃん!
・・・ってことで、
『のぞき』でおやつタイムにしようと思っていたけれど、
そのまま車道を下ることにした。
小走りで車道を下っているうちに、ポツポツ雨が降ってきた。
土砂降りになりませんように!・・・と思いながら下る。
遠くの景色が見えるところに来て ガ~ン・・・。
暗いのは この辺だけじゃん。(;^ω^)
下界から見ると、鳥海山の上の方が すっぽり灰色の雲におおわれている状態なんだろうな・・・。(;^ω^)
ちょうど外輪が見える時に鶴間池に下りて、景色を眺めてくることができて良かった。
そして、雨が降り出す前に上がってきて良かった。
ススキがたくさんある所が スタート地点の登山口(下っていくけど)。
荒木沢に架かる橋からの上流側。上の方はガスの中。
下流側。この時期は山雪荘は見えず。
う~ん・・・やっぱり こんな状況だったか・・・。(;^ω^)
でも、久しぶりに鶴間池に行くことができて良かったよ。
・・・この後は どこへ?・・・