【 心に残った景色、いろいろ 】
◆真冬の月山・姥沢駐車場へ
真冬の志津方面に行ってみたいと思っていたけれど、
圧雪・凍結の月山道を運転するのが怖くて行ったことがなかった。
この日は、2・3日暖かい日が続き、道路に雪が無かったので、
思い切って行ってみたのだった。
志津温泉の先の車止めに車を停めてスタート。
毎週 月山を歩いているSさんから案内していただき、
ブナ林の急斜面を登って姥沢駐車場へ。
トイレやロッジなどが雪に埋もれていた。(積雪は3mくらい?)
吹雪の姥沢駐車場も 積雪期だからこそ歩けるブナ林も
とても心に残った。
波が穏やかな晴天の日に 初めて飛島へ。
船の2階デッキから『海の向こうの鳥海山』を眺めることができた。
◆1度目は眺望が無かった障子ヶ岳
3年前に初めて障子ヶ岳に行った時は、ガスで辺りが真っ白だったので、
どんなところを歩いていて どんな景色が見えるのか、まったく分からない状態だった。
2度目の障子ヶ岳は、紅葉の時期の晴れの日に。
道の様子、山の様子、遠くに見える景色に感動しながら歩いた。
山歩き1・2年目に とっても感動した景色の一つだった「紅葉の時期の大鳥池」。
不安がある中、独りで 真っ暗な泡滝登山口からスタート。
水鏡に映る紅葉の景色を眺め・・・急坂を登って・・・
眼下に 熊の毛皮を広げたような形の大鳥池が青空を映しているのが見えて
とても嬉しかった。
◆ギフチョウが目の前で産卵
4月下旬、久しぶりに金峯山~鎧ヶ峰~母狩山へ。
下山途中、母狩山と鎧ヶ峰との鞍部付近で、目にした光景。
羽根が傷ついたギフチョウが、力を振り絞ってカンアオイの葉に卵を産み付ける様子を、しゃがんで じっと見ていた。
葉の裏側には、真珠のような卵が並んでいた。
いろんな山があって・・・
いろんな山歩きがあって・・・
それぞれの楽しみ方があって・・・
2020年、私は どんな山歩きをすることができるかなぁ。