THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆2021年の山歩きを振り返る

 

山歩き6年目の今年も、昨年に続き  山小屋泊せずに日帰りでの山歩き。
(小屋泊している方たちもいるけれど、私は 夫の了解を得られるまでは我慢。)
山小屋に泊まって 山の夕方~朝の時間を過ごせなかったことは残念だったけれど、
おなじみの金峯山~鎧ヶ峰、高館山、鳥海山、月山をはじめ、
ほぼ毎週(あるいは それ以上?)山歩きをすることができた。

 

 

【歩き初め】

天気が良くなかったので、金峯山~鎧ヶ峰への『元日登山』は止め、
2021年の登り初めは、
◆1/5   八森山~高館山

辺りを包んでいたガスが晴れ、青空の下に真っ白な景色が見えた時には感激。
冬のこの辺りの地域で青空を見ることができる日は、ホントに貴重。

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細い枝の1本1本に雪がついた様子を眺めつつ、ワクワクしながら モフモフな雪を歩いた。
( 駐車場に戻る頃には 青空でなく雪空になったけど。)

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【やっぱりうれしい冬の鳥海山

◆1/23      開拓~滝ノ小屋へ

曇り空の下をスタート。
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林を抜ける頃から徐々に青空が出てきて・・・

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滝ノ小屋に着くころには、真っ白な外輪山が姿を見せてくれた。

f:id:pft78526:20211228083426j:plainあの外輪山に立てるのは  いつになるのか。

 



積雪期・残雪期や秋には、
【「自分独りなら登れなかっただろうな~」という山
に、先輩・友人から連れて行っていただいた。


◆2/6    志津~姥沢駐車場

R112の道路状況を確認し、大丈夫そうだったのでGO!

志津の車止めからスタート。
雪がたくさん積もっているからこそ歩けるブナ林の中を登り・・・

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吹雪で真っ白な姥沢駐車場まで上がり・・・

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モフモフな雪の急斜面を下った。

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◆2/13     伐透山


夏道は無く、地形を見ながら 尾根を登っていき、

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今まで見たことのない角度から鳥海山眺めることができた。

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◆2/28 湯殿山


湯殿山も夏道が無く、積雪期だからこそ登れる。
このうち登ってみたいと思っていたので、行くことができて嬉しかった。

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湯殿山山頂から見た月山山頂。

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天気が良く、庄内平野の向こうに鳥海山も。

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◆3/7     観音森~猿穴

鉾立から見下ろした時に見えて気になっていたところが、『観音森』だった

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そこから北側へさらに歩いたところにある猿穴

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◆3/20     三ノ俣~月山森

立派なブナの林の中を登り・・・

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森林限界を超えると、真っ白な世界に。

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◆3/31    軍沢岳

名前さえ知らなかった山。
秋田と山形の県境にあり、宮城との県境にも近い。夏道の無い山。
秋田県湯沢市側の車道脇からスタート。
例年なら雪があるという尾根に取り付き、藪をかき分けながら登り始め、
ブナの大木の斜面を登っていった。

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山頂からは、残念ながら上の方がガスに隠れていたけれど 神室連峰が。

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◆6/20 鳥海山麓・旧蕨岡道

ガイドのOさんから案内していただいて歩いた。


まずは大物忌神社を訪ね、
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その後、旧蕨岡道へ。
昔 たくさんの人たちが歩いて掘れた道を登り、

f:id:pft78526:20211228100106j:plain現在 歩く人がほとんどいない藪や倒木のある道を登った。

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右奥から来て かくれ山分岐に合流。
南高ヒュッテで休憩して戻った。

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◆9/12 村山葉山

月山をはじめ  あちらこちらの山から見えるけれど、登ったことのなかった山。
美しいブナ林に感激しながら急な道を登り・・・

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稜線に出てからは、けっこうなアップダウンを繰り返しながら山頂へ。

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そこからさらに、奥ノ院、その先にあるトンボ池まで行ってみた。
トンボ池越しに月山が見えた。

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◆11/7 黒伏山~粟畑  周回

名前は知っていたけれど、遠くに感じて登りに行こうと思ったことが無かった黒伏山。
朝日に染まる南壁を眺めてからスタート。

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遠くの景色を眺めながらの稜線歩き。
この写真、最初に登った黒伏山~白森への稜線が向こうに見えている。

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反対側を見ると、奥に船形連峰の山々。

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◆11/20 浄ノ滝

迫力の岩壁の間を流れてくる滝。

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今年とても嬉しかったことの一つは、
昨年行かなかった朝日連峰の山に登ったこと。


◆10/3  障子ヶ岳

初めて登った時は ガスで 眺望がほとんど無かったので、
今回は、景色を眺め、紅葉の木々を眺めながら歩くことができて良かった。

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周回する途中、天狗小屋にも立ち寄った。

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◆10/10  大朝日岳

予報では、晴れてくるのは昼過ぎからのようだったけれど、思ったより早く青空が広がり・・・
朝日岳大朝日岳の稜線も、主稜線も眺めることができた。
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紅葉の小朝日岳を眺めることができたらいいなぁ・・・と思っていたので、
大朝日岳まで行くことができて嬉しかった。

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◆10/31  以東岳

ノロノロ・キョロキョロの山歩きが ほとんどになっているので、
まずは大鳥池まで行けたらいいかな…と思いながら泡滝登山口をスタートしたのだけど、
やっぱり熊の毛皮を広げたような形の大鳥池を見下ろしたくなって、以東岳まで行ってきた。

紅葉の木々に感激しながら登り・・・
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水鏡に映る紅葉の景色を眺め・・・

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そして 紅葉の中で青空を映している大鳥池を見下ろして・・・
素晴らしい景色を眺めながら歩くことができて充実感いっぱいだった。

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嬉しかった山歩きといえば、やっぱり・・・
【母との山歩き】


◆7/17 鉾立~笙ヶ岳~御浜


昨年は、天気と都合が合わず、8月下旬の残暑が厳しい日に行った。
今年は、7月中旬の花の時期に行くことができた。

79歳の母、1年ぶりの山歩き。
「行けたら笙ヶ岳まで。無理はしない。様子を見ながら ゆっくりペースで登ろう」
と確認してスタート。
曇り空に助けられながら ゆっくり登っていき・・・
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花の咲く長坂道に出たら  母のテンション・アップ。
そのまま笙ヶ岳へ。

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気持ちも体も大丈夫とのことで、鳥海湖を眺めながら御浜経由で下ることにした。

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御浜からの下りは、後から下ってくる人たちに先を譲りながら。
そして、休憩を何度もとりながら、無事に下山することができた。

 

 


そうそう、
【初めて訪れた場所】


◆6/10  飛島


天気が良く、波が穏やかで・・・行き帰りの船では ずっと2階デッキで過ごした。
海から鳥海山を眺めることができて感激。

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岩壁に咲くユリに歓声を上げ・・・

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岩や石、海岸の独特の景観に見入って・・・

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この日一番の目的地だったトビシマカンゾウの群生地に行く時間が無くなってしまったことは、残念だったけど。(;^ω^)
でも、
柏木山(標高58m)を歩くことができたのは良かったかな。

 

 

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もちろん、
大好きな鳥海山・月山や おなじみの金峯山や高館山なども 何度も歩いて、
そのたびに「その日その時の山」感じることができた。

 

2021年も、大きな怪我なく、楽しく山を歩くことができた。
自分だけでなく  家族も 元気で過ごせたからこそできた山歩き。
家族にも感謝。

 

 

【2021年の登り納めは・・・】

◆12/25 金峯山

スタート時からチラチラ降っていた雪は 徐々に細かく多くなり、
山頂に着いた頃には 辺りは白くなっていて、展望台からの眺望も全くなし。
それでも、
下りで眺めたブナの木々が素敵だったことが心に残った。

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2022年は 2年間していなかった山小屋泊をして夕方~朝の山の時間を過ごしたいけれど・・・
状況次第だなぁ・・・。