どこに行こうか迷ったけれど、
気温が高めで 近場の里山は雪が重いだろうな・・・と思い、
また開拓登山口から歩くことにした。
天気はあまり良くない予報。
・・・南高ヒュッテまで行って、中でコーヒータイムにして戻ってきてもいいし、
もし行けるなら鳳来山まで行ってみてもいい。
というくらいの感じで。
出発は８時過ぎ。
自宅から間もなくのところで見た虚空蔵岳が 灰色の空に白く浮き立って見えた。
西の空は・・・
青空が少し見えているものの、そこに雨雲（雪雲？）が流れてきていた。
庄内町のいつもの場所で鳥海山の方にカメラを向けるも、
見えるのは・・・ガス。
（ しかも、雨か雪が降ってる・・・）
気温が高めで路面が凍結していなくて良かった～と思いながら運転していったけれど、
八幡小学校のあたりから 凍結・圧雪に。
湯ノ台の方へ曲がる辺りでは、この通り。
道路の両脇の雪が １週間前より高くなっていた。
平日で こんな天気、
開拓登山口の駐車スペースには、やはり車はナシ。
心細く感じながらも、準備をして 雪山に上がると・・・
遠くに 陽の当たる月山が見えた。
向こうの方が天気は良さそうだったけど、
やっぱりＲ１１２を運転していくのが怖かったんだよな・・・。
志津には 無理せず行けるときに行くことにして・・・
昨日のものか、それ以前のものか、トレースがある。
沢は・・・こんな感じ。
やはり雪が増えたようで、
枝に結んだピンクテープが 目の高さになっていた。
では、参りましょう。
トレースは薄っすら見えるけど、
いつものように、トレースの無いところを歩いて行く。
前の週には 青と白の景色や見事な霧氷の景色を見て感激したけれど、
今回は どんなものが目に入るだろうか。
ツルがモジャモジャ下がってる木の左側を登っていこう。
次は ここを斜めにダ～ッと登っていこう。
おや？
よく見もせずブナだと思っていたのは・・・
ホオノキじゃないか。
何度も歩いていながら、
よく見ていなかったり 思い込んでいたり・・・。
意識が向いていなかったり 興味が無かったり・・・。
素敵なものやオモシロイものは そこらじゅうにたくさんあっても
気づいていないものの方が多いんだな・・・。
ある山を歩いたとしても、
たった一度歩いただけでは
その山のほんのちょっとしか 見たり知ったりしていないんだな・・・。
その日の写真には、
その日のその山を歩いた時に自分の心や目にとまったものが写っている。
山の景色などが写っているようで、
山を通して その日その時の自分が写っているのかも・・・と思う。
同じコースを歩いても、
植物中心に撮ってる時もあれば、
岩や石をたくさん撮っている時もあるものね。
和風で柔らかな色合いの地衣類。
なめらかなライン。
苔の朔の部分に雪。
思うように撮れなくて残念。
以前から気になっていたコレ、何だろう？
林の中にダケカンバ。
ダケカンバって、なぜか気になる。(;^ω^)
あちらこちらで立ち止まりながら歩くうちに、水場付近まで来た。
沢部分を渡りながら 南高ヒュッテを見上げる。
渡ったところから斜面を登っていき・・・
マツが見える辺りに上がった。
曇りでもう少し経過しそうなので、
このまま鳳来山の方へ向かうことにしよう。
・・・②へ続く・・・
