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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/02/19 開拓~鳳来山①…バテバテ・ラッセル

 

日曜日よりは土曜日の方が まだ良さそうだけど、
その土曜日も一日曇りの予報。

どこに行こうか なかなか決まらずにノロノロしていたけれど、
あまり上の方に行かずに ガスのブナ林を少し歩くのがいいかな・・・
と、湯ノ台付近に行ってみることにした。

外に出た山を眺めたあら 月山の方が天気は良さそうで
鳥海山は ガスで全く見えなかったけれど・・・
まずは行ってみることに。

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晴れて入れば 向こう鳥海山が見えるんだけどな・・・。(;^ω^)

いや、見えなくても鳥海山はあそこにあるのだ。



路面に雪の無いR345を進み、
ようやく道路に雪が出てきたのは、八幡地区に入ってから。

さぁ、ここから左折して緩やかに登っていくと、
徐々に雪が増えていく。

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クネクネ道を登るにつれて、雪が増えてきただけでなく・・・


ガス!
これだと、登山口付近がすでにガスに包まれているじゃないか!
・・・と、不安な気持ちが大きくなる。

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開拓登山口の駐車スペースに行くと、車が1台も無い!

トレースの無いところを ガスの中 登っていくのは不安だな~と思い、
鳥海高原ラインの車止めの方へ行ってみた。

車は2台。
先行者がいるし、車道を登って行くならいいかな・・・と、
牧場から車道を歩いてみることにした。

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奥の方に階段が作られていたので、そこから上がってみた。

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・・・・・。
確かに先行者のスキーのトレースがあるけれど、
この状況の中を独りで歩いていっても ちょっとなぁ・・・。(;^ω^)

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・・・ということで、

 

再び開拓登山口の方へ戻ってきた。

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準備をして除雪の山に上がったところで スノーシューを装着。

 

10:00 スタート。
      うっすら何とな~くトレースの跡が見える程度。

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スノーシューを履いて 30~40cmの沈み込み。
しかも、やや重めの雪。

南高ヒュッテまで いったい どれくらいかかるだろうか?
ていうか、南高ヒュッテまで行けるんだろうか!?

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とにかく行けるところまで行って、
ダメだったら戻ってこよう。

 

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少し急な登りに入ると、膝上まで沈むようになった~。(;^ω^)

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トレースの跡は うっすら見えたけれど、
雪が さらに積もって  そこに枝がかぶさっていたりするところもあり、
この日の登りやすそうなところを見ながら登っていく。

 

なかなかペースは上がらず、
「少し登っては立ち止まって 辺りをキョロキョロ眺める」
を繰り返しながら、少しずつ少しずつ登っていく。

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1週間前、天気の良い時に滝ノ小屋まで行った時には、
「この辺りに けっこう短い距離でピンクテープが付いているなぁと思ったのだけど、
なかなか進まないこの日は、このピンクテープに元気をもらいながら登っていく。

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おや? 落とし物にピンクテープ?
落とし主が気づいてくれるといいですね。

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自分のトレースを振り返って見たり・・・
樹皮についた地衣類やコケを眺めたり・・・

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木々の向こうに見える景色を眺めたりしながら・・・

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一歩一歩 登って行く。

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無雪期なら30分ほどで着く南高ヒュッテが 遠く感じられる。

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「うわ~・・・まだまだラッセルが続くよ~(;^ω^)」と思う一方で、
雪の中でイキイキして見える木々に元気をもらいながら、
とにかく一歩一歩進もうとする自分もいる。

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ピッタリ寄り添って支え合ってる?

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斜面が緩やかになってからも、重めの雪のラッセルが続く。

いくつもあるトレースの跡を見つつ、
この日歩きやすそうなところを進んでいき・・・

向こう側へ渡るポイントに来た。

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いつもなら だいぶ手前から木々の向こうに見える南高ヒュッテ、
この日は なかなか見つけることができず、ここまで来て やっと見えた。
積雪が増え、見えにくくなっていた。

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水場は雪の下。

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夏道より手前から斜面を登って行き・・・

 

10:53  50分以上かかって南高ヒュッテに到着。(;^ω^)

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上がってみた。

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晴れていれば木々の奥に外輪山が見えるのだけど・・・
やっぱり見えない。

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入り口付近にも雪が積もっていた。

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まずは、バテバテになりつつも  ここまで来ることができて良かったよ~。

さて、これから どうしようか?

 

                   ・・・②へ続く・・・