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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/02/17 鳥海山山麓~中腹ウロウロ①…家族旅行村よりスタート

 


雪が少ない今シーズン。
そんなに雪の沈み込みが無く、
キョロキョロして  あちらこちらで立ち止まりながら歩く私でも、
3時間ちょっとで滝ノ小屋に着ける状況。
もしかして・・・
滝ノ小屋をこえて、さらに上を目指すチャンスかも!

・・・七高山や新山までは行けなくても、
   「外輪に上がること」は可能かもしれない。
   ボサ森~文殊岳付近の外輪をめざしてみようか。
   それが厳しそうなら、月山森へ行ってみるのもいいかもしれない・・・。

そんなふうに思うようになっていたとき、
土日の天気が良さそうな予報になっていたのを見て、
チャレンジしてみようという気持ちになった。
(日曜日は家の用事があるので、土曜日に登ることに)

前日、かなり緊張しながら準備をし、早めに就寝したのだけど・・・
当日は早起きできず、
ようやく家を出たのは5時半頃。

玄関を出て南の空を見ると、さそり座が南の低い位置にあった。

 

星空を見上げてから出発し、
空の色が少しずつ変わっていくのを眺めながら運転するのは久しぶり。
私にとって幸せを感じる時間のひとつ。

 

 

 

6時頃 最上川付近から見た鳥海山は ガスでかくれている。

徐々に西から東へとガスが流れて行き・・・

6:15頃 鳥海山の姿が ゆっくり見えてきた。

 

6時半頃 山頂が見えた頃には うっすらピンク色に。


空が少しずつきれいな色に染まっていき・・・

湯ノ台の方へと上がって行くと、
月山も 染まっていく空と同じ色の中にあった。

 

開拓登山口の手前からの外輪。
この時間、朝日に染まるあの斜面を登っている人たちがいるんだろうな・・・と思う。

迷った末、家族旅行村の方へ。

鳥海山の上の方に行きたいのなら 牧場から登った方がいいんだろうな、と思いつつ、
急坂の雪庇を越え、遠くの景色を眺めながら 滝ノ小屋の方へ登って行きたいと思ったのだ。

開拓の方から登って行くこともできたけれど、
ここ最近2度登った家族旅行村の方から。

前と同じところに車を停めて歩き出したのは、7:10頃。
雪は増えた感じではないけれど、
雪が風で吹き飛ばされたような跡があちらこちらにあった。

まずは あの鳳来山に登り、そこから どこまで行けるだろうか・・・。


ドキドキしながら 朝日の中を歩いて行く。

 

車を停めたところから10分ほど歩いて、橋の手前まで来た。

 

今日は トレース無し。
上を目指す人たちは、皆さん牧場の方からスタートしたのかもしれない。

 

林の中へ。

 

静かな林の中を歩いているのが とても気持ちよくて、
この日の目的?なんか どうでもよくなってしまいそうになる。

 

今この瞬間が楽しいと感じると、
そのまま そこにいたくなるというか・・・
時間の感覚が無くなるというか・・・。

 

 

 

今回は 初めて登ったときと同じところから登り始める。



朝日で木々がオレンジ色に染まる林の中を登っていく。

ノントレースのところを登って行くのは気持ちいい。

 

ワクワクいっぱいな気持ちで登っていたのだけど、


ふと見たブナの根元の雪が けっこう解けているのを見て驚いた。
この1週間 気温の高い日が続き、
かなり雪解けが進んだようだ。

月光坂と その先の急坂の状況が ちょっと気になり始めた。



登るにつれ、動物のトレースが増えていく。

ウサギだけでなく・・・


カモシカのトレースも。

 

動物たちがたくさん棲んでいる山を歩けるって
嬉しいことだなぁ・・・。

 

ウサギとテンのトレースが交差した先で、展望が開ける。

 

7:45 うわ~い! 気持ちいい~!

ここで景色を眺めながら のんびりコーヒータイムにして
それで下山してもいいかな・・・
という気持ちになる。 

いやいや、この天気だし まだまだ時間はあるし、
まだまだ登ろうよ。

 

あのブナの木々・・・

 


あそこにサクラの木・・・

 

ここに クマ棚かと思ったツル・・・

 

1回目と2回目に歩いた時に見たものが目に入ると
ホッとする。

 

山頂付近からのびる尾根に上がると、
木々の奥に真っ白な外輪が見えた。

 

この辺りのブナの根元も 雪がけっこう解けた感じ。

 

こんなふうになってる根元があると、
ちょっとドキッとする。(;^ω^)

 

右奥の外輪をチラチラ見つつ、
鳳来山山頂に続く雪庇の方へと登って行く。

 

鳳来山山頂まで もう少し。

 

雪庇に上がると、正面奥に真っ白な外輪だぁ。

・・・と ウキウキしながら歩いていると、


こんな根元が目に入って またドキッとする。

う~む・・・。

 

                        ・・・②へ続く・・・