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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/02/17 鳥海山山麓~中腹ウロウロ②…月光坂でビビッて折り返す

 

8:05 鳳来山山頂まで来た。

 

この先の月光坂は どんな状況だろうか・・・
と、ドキドキしている私の影が あそこに。

 

「とにかく 行ってみよう!」
と 励ましてくれてる太陽。

よし!と気合を入れて、鳳来山山頂から下り始めてすぐ、目に入ったのは・・・


雪解けが進み、出始めた岩。そして・・・




先の方が崩れた 山頂の雪庇。


気温の高い日が続いて、
一気に残雪期の山になったみたいじゃないか。

横堂付近の様子は・・・

まだ雪庇が あるものの、
その雪庇はモッタリした感じだし・・・
亀裂が入っているし・・・
今日一日晴れて 明日は更に気温が上がる予報で・・・崩れそうだ。

 

いったん下りて 向こうの尾根を登るのはどうかな・・・と眺めたけれど、
こういう時   自分独りだと判断できないので 止めることにした。

 

前回より出ている横堂の看板のそばを通過。

 

月光坂の下まで来た。

うわ・・・雪が少なくなってる~。
しかも、朝の冷え込みで固くなってる~。


とりあえず登っていくことにした。
斜度が少し増す辺りで スノーシューでは厳しくなり、
なだらかなところに少し戻って アイゼンに換装。

また登り始めたのだったが・・・


あと数mで急な所を登りきるというところで、
足元が 空洞になっていることにきづいた。
ピッケルが どこに差しても ススス~ッと入っていって止まらない。
けっこうな深さの空洞のように感じられ、
踏み抜いてケガをしたりしたら困ると思い、
残念ながら ここで折り返すことにした。


・・・これで「河原宿に上がり、ボサ森か月山森へ」というのは できなくなったな・・・
と ガッカリ・・・。


でも 仕方ない。
今の私では判断できないことが多いので、
不安がある時は、安全第一で戻るしかない。

 

月光坂から下りて横堂付近の雪庇を見たら、
雪庇の波のモコモコしていた部分が崩れ落ちていた。

あぁ・・・今の私の気持ちみたい・・・。(;^ω^)

 

 

「こんな時もあるさ」と言ってくれてるようなブナ。

 

そうだよね、思い通りに行く時ばかりじゃないよね・・・
と思いながら 鳳来山山頂へと戻る。

 

鳥海高原ラインを見下ろすと、歩いている人の姿が小さく見えた。
私も牧場の方から登ればよかったなぁ・・・。

 

鳳来山山頂から続く雪庇を下りるところまで来て 

 

月光坂と外輪の方を振り返ってから・・・

 

家族旅行村の方へと下り始めた。

 

細い木々・枝の間をくぐりながら下っていき・・・

 

展望の良いところまで戻ってきた・
ドキドキ・ワクワクな気持ちで登ってきた時の自分のトレースが残っている。
さて、これからどうしようか・・・。

・・・ここで のんびり景色をながめながらコーヒーを飲んでから下ろうか。
・・・鳳来山の方へ登り返して 南高ヒュッテの方へ下ろうか。
・・・それとも、今日は 下山したら帰宅?
・・・いやいや、この天気で9時過ぎに帰ってしまうなんて もったいなさ過ぎる。
・・・明日も晴れの予報だけど、明日は用事があるしなぁ・・・。

しばしゴチャゴチャと脳内会議。

・・・せっかくだから、牧場の方へ行って、少しでも登ってみようか?


・・・いったん緊張・気持ちがプツンと切れた状態で行くの、どうなのかなぁ。

・・・・・・・・・

向こうのコースは それほど危険な箇所は無いし・・・
ちょっと歩いて コーヒータイムにして折り返してきてもいいし・・・
まずは、牧場の方へ行ってみようか。

行ってみて 車を停めるスペースが無いとか、
やっぱり気分が乗らないとかだったら
そこで帰ることにすればいっか。

 

ということで、
9時半前に第一ラウンド終了~。(;^ω^)

 

 

車を停めた場所へと歩いているとき、
八幡地区のスノーシューツアーの方々とすれ違った。

鳳来山ツアーだそうだ。
天気は最高で、参加者の皆さんの表情もイキイキしていた。 

 

 

「滝ノ小屋を越えて河原宿まで上がり、そこからボサ森か あるいは月山森の方へ」
という目標?は 残念ながら 次の機会に持ち越しとなり、
ガッカリした部分は大きいけれど・・・                  

さて、これから牧場の方へ移動してみて、
どうすることになるだろうか?   

 

                           ・・・③へ続く・・・