THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'21/07/03 鳥海山・笙ヶ岳まで③


河原宿付近は、まだ雪渓あり。
雪渓を歩く感覚を楽しみながら  一歩一歩進んでいく。

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笙ヶ岳まで行ってきたという方とすれ違った。 
「ガスで 景色は全く見えませんでしたけどね。(;^ω^)」
とのこと。

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しばらく雪渓を歩いてから夏道に上がり、 長坂道へ。

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雪渓がとけて間もないところに、
チングルマやイワカガミなどが咲いていた。

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 河原宿の方を振りかえって見る。
今は枯草のところも これから緑に変わる。 

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長坂道に出ると、東側から どんどんガスが流れ込んできていた。 

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T字分岐付近で しばし花や景色を眺め・・・

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笙ヶ岳の方へ向かう。  

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岩峰をトラバースする道を進むと、
笙ヶ岳三峰の斜面を登る道が見えてきた。  

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毎度撮る岩峰の岩。 

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鞍部へ下る途中に、大きなカメラを持って山頂の方を見ている方が二人。
女性の顔を見て、「あれ? どこかでお会いしたことがあるぞ? 」と思ったら・・・
3年前の初冬 御浜小屋に泊まった時に一緒になった埼玉の方だった。 

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「山頂が出てくれるのを3時間待ってるんだけど、なかなか出てくれなくて・・・」
・・・さ、さんじかん?!

「午前中は、雨が降ったり止んだりだったけど、少し良くなったかな」

山岳写真の会に所属しているその方のすばらしい写真を、その会のHPで拝見した。
そういう方々は、何時間でも待って 自分がイメージする瞬間を撮るんだなぁ・・・。

そんなTさんと お話したり、
ご同行の方が撮られた写真をちょっと見せていただいたり。

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「7月の連休に、また来るよ」
とおっしゃるTさんたちに挨拶して、笙ヶ岳三峰へ。 

三峰の方からは 雪解け水の流れる音が聞こえていた。

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前回 訪れた時に雪渓におおわれていた斜面は、 

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ヒナザクラやイワカガミ・・・

ハクサンイチゲやなどの花畑に変わっていた。

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三峰のピーク手前には アカモノも。 

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二峰へ向かう稜線も、夏道が出ている。 

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見上げると ちょっと青空が見えたりするけれど・・・
向かう笙ヶ岳の方はガスで白かった。 

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ちょっと雪が残っているところあり。 

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東側からの風とともに、ガスが前方をスゴイ速さで横切っていく。 

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こんな状況で遠くの景色は見えないけれど・・・ 

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足元に咲く花や

道の両側に咲く花を眺めながら歩いた。 

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もうすぐ一峰。 

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もうすぐだけど、花を眺めていて なかなか進まない。

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一峰への登りも両側に花が。 

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 黄色のミヤマキンポウゲや・・・

 白のマイヅルソウ・・・。 

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笙ヶ岳一峰に到着。
わかっていたけど向こうは真っ白。 

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三角点のある方ではなく、いつものように南側へ。
そして この日は、稲倉山荘で買ってきた『あんドーナツ』を。💚 

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一峰のピーク周辺に たくさん咲いていたのは・・・
『ムカゴトラノオ』だろうか? 

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 私より少し前に到着した方は 酒田からいらしたそうで、
「私は笙ヶ岳が好きで、毎週のように笙ヶ岳に来るんだ」
と おっしゃっていた。
そういえば・・・

月山森に行った時には、

「月山森が好きで、毎週のように 月山森に来て、
 お昼ご飯食べて 景色を眺めながら のんびり過ごして帰るんだ」
という方とお会いしたなぁ。

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・・・毎週のように そこに来て、ご飯を食べて 景色を眺めて のんびり過ごす・・・
そんな場所があるって素敵だなぁ・・・。
 

「ここのところ毎日 夕方になるとガスがとれてスッキリ見えてたから、
 今日も あと1時間も待てば 晴れてくると思うよ。
 今は陽が長いから、下山が6時・7時になっても大丈夫だし。」
と その方が おっしゃったし、自分ももう少し待ってみたい気持ちだったので、
しばらく 祈るような気持ちで待っていた。 

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・・・が、しかし・・・ 

 

 一瞬、万助小舎の赤い屋根が見えたけれど、またすぐにガスが流れてきて・・・
景色が見えなくなる。

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ガスは晴れそうにないまま時間が過ぎていくのだった。 

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頭上には ときどき青空が見えるんだけどな~。

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たま~に山頂も見えたりするんだけどな~。 

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西の空、東の空、南の空・・・と 何度もぐるっと見ていたけれど、
しばらく待っていても ガスが晴れそうになく・・・ 

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下山が6時とか7時にはなるくらいまでは待っていられないので、
 15時半まで待ってダメだったので諦めることにした。

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毎度撮るオブジェのような木を撮り・・・ 

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三角点のそばを通って・・・ 

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この日 一番多く咲いてるように見えた花を撮って・・・ 

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下山開始。 

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ま、こんな時だってあるさ。
 

               ・・・④へ続く・・・