笙ヶ岳三峰の斜面を下り、鞍部から岩峰の方へ。
毎度撮る岩峰の岩をパチリ。
準備中。
長坂道から鳥海湖のそばへ下る あの斜面の雪渓の状況が気になるけど・・・
まずは行ってみよう。
岩峰の向こう側に出ると、
長坂道T字分岐付近もオレンジ色のニッコウキスゲがいっぱい!
前回来た時は、ハクサンイチゲやチングルマなど白い花で覆われていたのに、
あっという間にオレンジ色に。
ベンチ付近に咲いていたチングルマは、穂に。
これは・・・オクキタアザミ?
花をいっぱいに開いて咲いているそばで、次の植物たちが準備中。
そんなふうに、秋まで次々といろんな花が咲く。
青空をバックに咲いているニッコウキスゲは もちろん素敵だけれど、
流れるガスの中に咲くニッコウキスゲも 素敵だ。
では、御浜・鳥海湖分岐から 鳥海湖の方へ。
この辺りを通るたびに撮る笙ヶ岳一峰~三峰。
木道を少し下ると雪渓に。
けっこう急なので、チェーンスパイクを装着。
足の置き場に気を付けてトラバース気味に下っていった。
雪渓が終わった先の木道で、4・5人グループが食事中。
御田ヶ原分岐の方から来たそうだ。
雪渓の上にできた霧が、風に吹かれて面を登って越えていく。
あちら側からは、ザーザーと水が流れ込む音が聞こえている。
向こうから歩いてくる人が2人。
笙ヶ岳まで行かれるとのことで、
ニッコウキスゲの花が素晴らしかったことや ガスがちょうど晴れた時に下の方まで見えたことを話したら、
「私たちが行った時もガスが晴れるといいな~」
と言って 長坂道の方へと上がって行った。
鳥海湖を何度も眺めてから鳥ノ海分岐の方へ上がり・・・
まずは千畳ヶ原の方を眺めてみる。
すでに木道が見えているけれど、この下の雪渓や蛇石流の状況はどうだろうか・・・。
不安はあるけれど、とりあえず行ってみよう。
状況を見てダメだと思ったら戻ってくることにして。
毎度立ち止まって眺める地層。
そして・・・
最初の雪渓を下り始めようとした時、
木道を二ノ滝分岐の方へ歩いていく人の姿が小さく見えた。
先に歩いていった人がいると思うと心強い。
最初の雪渓をトラバース気味に下ってきたところで、振り返って見上げる。
でも、まだこの先もどうなっているのかドキドキ。
雪が解けたばかりのところを雪解け水がザーザー流れている様子をしばし眺め・・・
次の雪渓を下ると・・・
蛇石流の分岐まで来た。
右の万助道の方は こんな感じ。下を水が流れて空洞になっていそうな雪渓。(;^ω^)
私が行こうとしているのは あっち。
雪渓から下りられそうなところをキョロキョロ探して、
雪渓と石がくっついているところからそ~っと石の上へ。
石に上がったところで しゃがんで見たら、
やっぱり雪渓の下は こんな状態だったよ~。(;^ω^)
雪解け水が流れる沢を 石の上をトントンと渡っていくと・・・
その先に 次の沢。
小さな沢なので問題なし。
ヒナザクラがたくさん咲くところは、まだ雪渓アリ。
ここ、登山道。(;^ω^)
雪が消えたばかりのところを過ぎ・・・
木道を登っていったところで 振り返って見る。
二ノ滝分岐に近づいてきた。けど、その前に・・・
このザラザラした所を下らなくては。
更に崩れて段差が大きくなっていたぞ。(;^ω^)
雪渓を歩いて 向こう側に登って・・・
二ノ滝分岐に到着。
せっかくなので、もう少し先まで行ってみよう。
こっち側は、すでに緑色の草原になっているけど・・・
木道の反対側は、雪がとけたばかり。
もう少し行ってみよう。
沢を斜めに渡る所の手前には、まだ雪渓アリ。
雪渓の端から恐る恐る石の上に上がってみた。
先行者は、すでに幸治郎沢を登っていったようだ。
滝ノ小屋口から周回してきた人かもしれないなぁ。
ここで折り返そうか、月山森まで行ってみようか、迷ったけれど・・・
時間的に余裕はないし、
東側からガスが上がってきていたので・・・
今回は、ここで折り返すことにした。
幸治郎沢を登り下りしたり月山森から景色を眺めたりするのは また次の機会に。
折り返してからも、辺りをキョロキョロ眺めながら歩く。
右側のボサ森の方からの溶岩流の跡と
外輪からの溶岩流の跡と。
あぁ・・・この時期ここには、 こんなにチングルマが咲くのかぁ。
そして向こうの池塘のある辺りには、ニッコウキスゲがたくさん咲いている。
今度 千畳ヶ原に来るときには、
こちら側も緑色になっているだろうな・・・。
二ノ滝コース。
この木道をもう少し下っていけば、
もしかしたらニッコウキスゲが たくさん咲いているかもしれないな。
二ノ滝T字分岐で遅めの昼食を食べ、鳥ノ海分岐の方へ戻ることにした。
・・・➃へ続く・・・