蛇石流の分岐、
石がゴロゴロしたところを渡って千畳ヶ原の方へ。
小沢を渡ると・・・
モミジカラマツやユキザサ、
エンレイソウなど・・・
道の両側に たくさんあった。
ここも登山道。
そのまま ずうっと真っ直ぐ行ってしまいそうだけど、
少し行くと 左側に上がって道がある。
カエデの花を眺めていると、
その向こうを 南側から上がってきたガスが流れてきたのが見えた。
遅くまで残っていた雪渓が解け、ようやく地面が緑におおわれてきた感じ。
枯れ草の間からイワイチョウの葉が顔を出している。
ヒナザクラも。
すれ違った人は・・・
この時間からすると、山頂まで行ってきて伏拝から湯ノ台コースを下り、
幸治郎沢を下ってきて・・・周回するのだろう。
前方も、ガスで白くなってる。
木道を上がりきる手前で振り返ると・・・
さっきまで晴れていたところも、あっという間にガス!
木道を登りきると、向こうに分岐が見えた。
そこに行く手前に、もう一つ沢を渡る。
沢に下りるまでが、ザラザラな急斜面なので、
ゆっくり下っていく。
石をトントン・・・と渡って向こう側へ。
この沢の右岸側の斜面が気になってパチリ。
あの木の根、夜になったらウニャウニャ動いてるかも・・・。
11:18 二ノ滝T字分岐に到着。
静かな千畳ヶ原で、しばらく のんびりしよう。
沢の左右、ヒダヒダになって見えるのは
溶岩流の跡かな。
毎度撮る大きな池塘。
もう少し行ってみよう。
T字分岐の方を振り返ると、
木道を歩いてくる人の姿があった。
滝ノ小屋口から周回しているのだそうだ。
幸治郎沢は気になるけれど・・・
この日は ここで折り返すことにする。
明日にも咲きそうなニッコウキスゲのツボミあり。
2番目、3番目、4番目・・・と、大きさから咲く順番がわかるね。
ふと足元を見ると、
枯れた昨年の葉の上に、今年の緑の葉。
こんなふうに、少しずつ枯れたものが積み重なっていくんだね。
二ノ滝コースにちょっと入っていってみる。
少し苦だった辺りに、たしかニッコウキスゲが咲くんじゃ無かったかな…と思って。
う~ん・・・ガスが流れててハッキリ見えないな。
ま、こういう雰囲気も素敵だけれど。
木道に腰掛けて ガスが晴れないかと待っていたけれど、
しばらく待っていても晴れず・・・
T字分岐に戻ることにする。
しかたない。
こんな石に腰掛けて、昼食。
幸治郎沢の方から駆けてきた方が、
いったん二ノ滝コースへと下っていき、
立ち止まって GPSを確認し、蛇石流の方へと また駆けていった。
食後のコーヒーを飲んでいるうちに、
笙ヶ岳の方のガスが流れ始めた。
外輪の方も。
いいぞ~! このまま どんどんガスが晴れてくれるといいな。
ふと足元を見ると、
何だか気になる石が。
手にもってみたら、とっても軽い石だった。
12:15 二ノ滝T字分岐から蛇石流の方へ歩き出した。
この時間から 笙ヶ岳へとのんびり歩いていって、
3時頃に一峰に着けば、人が少なくなって静かだろうし・・・
その頃になったら、
ガスが晴れてきて庄内平野を眺めることができるかもしれない。
昨年 そうだったように。
3時頃になると、ガスがサ~ッと流れていったんだよね。
同じようにガスが流れてくれないかと期待しながら向かう。
石を取り囲むように生えてるのニッコウキスゲの葉。
花が咲いたところも見たいな。
来る時にも見た オオバキスミレや・・・
ユキザサなどを眺めながら歩いて・・・
蛇石流の分岐まで戻ってきた。
・・・⑥へ続く・・・