上の方のガスは このまま取れないだろうな・・・と思いつつ、
少しでも青空が見えてくることを祈る。
向こうの斜面に見える道の辺りから、ガスの中に入って行きそうだぞ。
では、行きましょう。
ガスがはれますように!と思いつつも、ガスが流れる景色に感激する私。
鮮やかな色の紅葉も素敵だけど、やわらかな色合いも素敵。
やわらかな色合いの景色の中でアクセントになっているエゾオヤマリンドウ。
通るたびに立ち止まって眺める場所の一つ。
ちょっと盛り上がったところに生えているのは、ナナカマド。
その手前には 楕円形の池塘。
雪渓の上に目印として置かれていた石。
両側にマイヅルソウの葉がいっぱい。
花が一斉に咲いた頃も素敵だろうな。
浄身川。ここも、しばし景色を眺めたいところ。
こっちからの流れと・・・
こっちからの流れが・・・
合わさる。
ミヤマキンバイは、茎?も赤くなるんだなぁ・・・。
葉の間にのびる赤い茎のラインがいいな。
ツバメオモトの青い実も素敵だ。
ガスに包まれた景色の中、前方に さっき追い越して行った方の姿が見える。
ガスが スゴイ速さで斜面を滑りおりてくる。
その様子を 時々立ち止まって ぼ~っと眺めてしまう私。
振り向くと、湯殿山の尾根を越えて ガスが流れていくのが見えた。
湯殿山が見えてくるだろうか・・・と期待しながら しばし眺めていたけれど、
残念ながら 見えそうになかった。
左手が開けてくると、もうすぐトラバース道。
この細長~い草も こんなふうに紅葉するんだな・・・。
金姥から柴灯森への稜線が見えてきた。
金姥分岐に到着。
ガスは晴れるどころか ドンドン流れ、肌寒さを感じる風が吹いていた。
・・・④へ続く・・・