急登な分、少し登ってから木々の間から景色を見ると、
けっこう標高が上がっていると感じる。
尾根に生えている木々を眺めたり・・・
足下の様子を見たりしながら・・・。
スゴイ根のブナだなぁと思って見上げると・・・
こんなふうになってた。(;^ω^)
この辺りに生えている松は 何と言う松かな?
たまに振り返って見る。
「おお~、だいぶ登ってきたぞ~」なんて思いながら。
そしてまた、
キョロキョロといろんなものを眺めながら登っていく。
今年芽を出したブナとか・・・
雪の重さに耐えてのびてきた根曲がりのブナとか・・・
これが一つの株?!と驚くようなホオノキとか・・・
新しく出た葉の間から顔を出してるイワカガミとか・・・
俯き加減に咲くチゴユリとか・・・
木々の間から見えたホオの花とか・・・
まだ咲いていたムラサキヤシオとか・・・
そんなふうに登っているうちに、
道がなだらかなところが少しだけあって、
「おお、ずいぶん山頂に近くなってきたぞ~」と思ってしまうところに来る。
でもね、
「もう少しだ~」と思ってからが、まだまだなんだ。(;^ω^)
山頂直下も、けっこう急登が続くし。
しかも・・・
いったん ここを少し下ってから、急坂を登っていくんだ。(;^ω^)
木々の間から残雪が見えているかと思っていたのは、
タムシバだった。
黄緑色のブローチみたい。
木々の葉のイキイキした様子に
元気をもらいながら登って行く。
たくさんツボミがついていて重そうなイワカガミ。
「もう少しだな・・・と思っていたのに、
見上げると、まだ急登の道が続いてる~」
っていう気持ちになるのが、この辺り。
その少し先に、カタクリが咲いているところがある。
この辺りは、毎年 遅くまで雪が残るのだろう。
わきを見ると、こんな感じだものね。
いかにも「雪が解けたばかり」と言うところを登っていく。
ブナの雄花がワシャワシャ咲いてて・・・
葉は みんなクルクル巻かれてる?
名前が よくわからないけれど・・・アカガエル?
虫除けスプレーをしても まとわりついてくる虫を手で払いつつ、
一歩一歩登って行くと・・・
山頂にいるらしい人達の声が聞こえてくるようになった。
もう少し・・・もう少し・・・
と自分を励ましながら・・・
そして・・・
足下の植物たちを眺めながら・・・
一歩一歩登って行く。
きた~!
・・・➃へ続く・・・