ブシ沼からの下りは、
皮松谷地の方を回っていくようだ。
西側に見える焼山尾根は、雪庇が崩れてきてるね~。
おや?! これは・・・?
と見上げたブナの幹には、たくさんの穴。
キツツキかぁ。
そういえば、
あちらこちらで、キツツキのドラミングが聞こえていたなぁ。
ガイドのⅯさんが 先にあんなふうに下っていったということは・・・
こういうことです。
さらに すぐその後、
こうです。
なだらかになったところを歩いて行くと・・・
ヤマドリのトレース。
焼山尾根の雪庇をチラチラ見ながら歩いて行くと・・・
何ともスゴいブナあり。
枝なのか根なのか わからないような状態・・・。
この辺りには、細くてスッとのびたブナが多かった。
そんな細いブナにもクマ棚があるんだから驚く。
何だか とっても 苦労した爪痕がある。
「 皮のすぐ下は とても固いから、爪が刺さりにくいんだ」
とⅯさん。
そうなんだぁ。
それでも ここを必死に登ろうとしたんだね~・・・。
ここが皮松谷地かな?
ここの雪に埋まっていないところ、
湯殿山の尾根から見えたなぁ。
あれは・・・ミズバショウ!
なんと、リュウキンカの花が一つ、咲いているではないか!
気温の高い日が続きそうだから、
どんどん雪がとけて・・・
ミズバショウやリュウキンカの花が咲いていくんだろうな・・・。
ここも、ビューポイントだなぁ。
姥ヶ岳、奥に月山山頂もチラッと見える。
たくさん雪が降っても雪に埋まらない湧水の流れ・・・。
あっちの焼山尾根の方から流れてきてるのかな?
湧水の流れを覗き込むと、バイカモが。
ここのバイカモの花が咲く頃は、夏道の無いこの場所には来ることができないんだなぁ。
人間が見ても見なくても、
植物たちは 自分のサイクルで生きているんだよなぁ・・・。
・・・⑤へ続く・・・