文殊岳で一息入れ、また下っていく。
ガスが流れてきて下の方が白いけれど、
また そのうち晴れてくるだろう。
お、これは・・・
ガンコウランの花が咲くところかな?
この真ん丸なのは、ホソバイワベンケイかな?
内壁に張り付いたような残雪。
落ちたり解けたり どんなふうに無くなっていくのか、
早回しで見てみたい気がするな。
外輪・千蛇谷分岐が近くなってきたころ、
ガスの下に中島台が見えてきた。
七五三掛付近が見えてきたけれど、
ここからの下りが けっこう急なので、足元に気を付けて下ろう。
15:10 外輪・千蛇谷分岐。
前の外輪・千蛇谷分岐のベンチで コーヒーを飲んで一休みしてから
また下り始めた。
15:22 七五三掛はスルー。
登りの時と同じように、雪の上を歩いて八丁坂の方へ。
振り返って見る七五三掛~外輪・千蛇谷分岐、
こうしてみると、ゴツゴツした岩の急な道だなぁ・・・。
ザクザク雪を下って 夏道へ。
八丁坂から眺める笙ヶ岳の方。
午後の陽が描く陰影が印象的。
ニッコウキスゲの葉にも 陽があたる。
では、御田ヶ原の斜面を登っていきましょう。
「1・2・3・・・20・・・99・100!」
心の中で100歩数えたら、立ち止まって振り返ってみる。
「1・2・3・・・50・・・100!」
今度は、2歩で「1」と数えてみた。
「1・2・3・・・100!」
「1・2・3・・・58・・・」
夏道に上がったところで 数えるのを止めた。
あそこで もう一度 雪歩き。
西鳥海も、すっかり午後の光の中。
鳥海湖の表面に 午前中より割れができてる気がするぞ。
ガスが流れる御浜が見えてきた。
ガスに飲み込まれそうな?稲倉岳。
よく見たら、鳥海湖の方から登ってきた人たちの姿が小さく見えた。
3人かな?
16:06 御浜まで下ってきた。
笙ヶ岳には 結局行かなかったけれど、
また次の機会に行くことにしよう。
その頃には ハクサンイチゲが咲いているだろうな。
・・・⑥へ続く・・・