スタートから県境まで１時間近くかかるような のんびりペース。
・・・さて、今日の私はどこまで歩くことになるだろう？
と思いながら歩いて行く。
この辺りからは、
道の両側にアザミの花がいっぱい。
サッとだけ見て いつもスルーしてしまうアザミ。
でも なぜか この日は 立ち止まって眺めたくなった。
白いのは花粉？
これは・・・その花粉みたいな白い部分が落ちたのだろうか？
よく見ると、小さな花が集まってるんだね～。
真ん中部分は まだツボミ？
花が開く前も オモシロイ。
花が終わると 綿毛に。
やっぱり あの白い部分が花粉だよね。
細い糸状ものが巻き付いたツボミ。
開き始めの花。
見始めると、
あっちでも こっちでも 立ち止まって 見てしまう。
ヨツバヒヨドリも気になる。
下の方に、小さなツボミが４つ・５つずつかたまってる。
これは・・・白くて長い部分が落ちた後？
綿毛になったところは見たことあるけど、
この状態は 意識して見たことないなぁ。
白花だぁ。
コケの中に 小さな💚が一つ。
すこ～しガスが晴れてきたのかな・・・。
可愛らしいニッコウキスゲの実。
トンボの目、
半開きのような・・・怒ってるような・・・。
この辺りからトウウチソウが多くなってきた。
１１時半を過ぎ、
下ってくる人たちとすれ違うようになってきた。
向こうに 少し青空が見えてきた。
あと１週間もすると、
このオヤマリンドウも咲くだろうか。
石の隙間に 小さな小さなダイモンジソウ。
あの岩が気になって しばらく眺めていたら
「何を見ているんですか？」
と下ってきた方から声を掛けられた。
「あの岩です」
と答えたら、
「へぇ・・・」
と不思議そうな感じだった。
なぜ それが気になるのか、
自分でも分からない時があるよ。
なぜ気になるのか、
そんなところが気になるのか、
よくわからないけど・・・
言葉で表せないけど・・・
「なんとなく」ということが多い。
ゴリラの横顔のような岩。
湯ノ台コースにも ゴリラの横顔みたいな岩があったような・・・。
「なんとなく」目にとまったシダ。
どんなところが気になったのか・・・
どんなところに惹かれたのか・・・
どうやって撮ったらいいのか・・・
わからないまま何枚か撮ってみたけれど・・・
よくわからないままだった・・・。
この辺は 遅くまで雪渓が残るところ。
シダなど 湿ったところが好きな植物が生えている。
その雰囲気もいい。
反対側を見れば、
少しずつ色が変わり始めた斜面。
お互いの存在は とくに気にならないのかな。
１２：０５ 賽の河原。
こんなに のんびり登ってきたのは初めてかも。
もうお昼だけど、
ここまで来たら やっぱり御浜まで行きたいな。
・・・③へ続く・・・
