賽の河原から御浜の方へ。
水が枯れた沢の石で休憩中の方が
「鳥海山、すばらしいね~」
と声をかけてくださった。
「標高1500mくらいから こんなに景色が素晴らしい山、なかなか無いよ~。
きっと また来るよ。」
千葉から いらしたというその方のお話を聞きながら
とても嬉しい気持ちになった。
地層が見えると、気になって眺める。
前の積み上がり方とは変わったけれど、
これまた素晴らしいバランス。
上空は風が強いのか、
ガスがドンドン流れていく。
河原宿の方に目を向けると、
祠があるところの岩・石があった。
これから向かう御浜の方には モクモクなガス。
この辺りに来ると、
母と笙ヶ岳まで行った時のことを思い出す。
御浜をまわって下る途中、この辺りで何度も休憩したのだった。
子どもの声が聞こえるぞ、と思ったら、
若い父親が 2人の子どもと休憩中だった。
御浜まで行ってきたそうで、上の男の子は虫取り網を持っていた。
小さな子どもを2人連れて山に登ってくるなんてスゴイなぁ。
地層が見えていたところをパチリ。
コケが生えないところは どんなところ?
黒っぽいところは火山灰?
登るたびに、気になることや知りたいことが出てくる。(;^ω^)
小さな小さなウメバチソウ。
こんなふうにポツポツ咲いているところが、
夏の終わりから咲く花という感じがする・・・。
ガスが流れて見えてきそうなのに なかなか見えない稲倉岳。
遅くまで雪渓が残っているところは いつも気になる。
トウウチソウ、
調べたらバラ科のワレモコウ属の花だった。
ワレモコウは なんとなくわかる気がするけど、
バラ科というのは 意外?
上から見たところも 可愛い。
12:50 御浜に到着。
スタートから2時間半かけて のんびり登ってきた。
小屋で管理人のTさんと少しお話。
御浜小屋は明日27日で営業終了とのこと。
小屋閉めのために 手伝いの方々が何人か登ってきていた。
・・・④へ続く・・・