THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/09/23 鳥海山・滝ノ小屋口より①

 

土日とも天気が良い予報。
小屋泊しての山歩きに行きたいなぁ・・・と思ったけれど、
残念ながら家の用事があり、土曜日のみの山歩きに。

いや、山に行けるだけでも感謝、かな。

この日は 久しぶりに滝ノ小屋から鳥海山に登ることにした。
月山森から西鳥海を眺め、気持ちと体に余裕があったら 幸治郎沢を下って千畳ヶ原を歩いてみよう。


4:40頃に自宅を出発。
少しずつ空が明るくなっていくのを眺めながら向かった。

 

6時前、鳥海高原ラインを進んでいると 
前方に見える鳥海山が 朝日に照らされてオレンジ色に染まった。
この景色を眺めることができただけで 来て良かったなぁという気持ちになった。

 

6:15頃 車道終点駐車場に到着。
      まだ満車にはなっておらず、停めることができた。

車を降りて 外輪の方を見上げてパチリ。
こんなにスッキリ・ハッキリ見えてるのは久しぶり!

 

南東側を見ると 続く山並みが美しいグラデーションになっていて、
内陸の方は雲海になっていた。

ここ最近ずっと、ガスがどんどん上がってくる状態だったので、
こんなにスッキリした鳥海山はホントに久しぶり。


もしかしたら、途中で気が変わるかもしれないと思い、
念のため、登山届には 河原宿~千畳ヶ原と 湯ノ台コースを登って七高山までの
2つの方向へのルートに印を書いておいた。

 

6:26 登山口をスタート。

 

足元の道はまだ日陰だけれど、
見上げた木々の葉には 少しずつ朝陽が当たり始めていた。

 

久しぶりに歩く道、
ドキドキ・ワクワクしながら ゆっくり登って行く。

 

マイヅルソウの実、おはよう。

 

ダケカンバ、おはよう。

 

 

 

 

 

6:44 滝ノ小屋まで来た。

ちょうど出ていらした管理人さんが声を掛けて下さった。
管理人さん、中にいらした方々と少しお話し、
再び歩き出した。

滝ノ小屋の先にある沢には、ほとんど水が無くなっていた。

 

白糸の滝にも・・・。

 

 

 

水量が多すぎると渡るのが大変だけど、
水がほとんど無いと寂しい。

 

わがままだな。

 

トウウチソウがあちらこちらに咲いた斜面を登り、
西に方向を変えて進むと間もなく・・・

 

分岐に。

 

ここから八丁坂スタート。

薄くなったり地衣類が付いたりして分かりづらくなったけど、
『1/八丁』と書かれた石あり。


少し登ったところで 滝ノ小屋の方を振り返って見る。

 

稲刈りがだいぶ進んだ庄内平野も 日本海も見えている。
月山、その奥には朝日連峰も。

 

福島から来たというお二人が追い越して行った。
こんな日に登ることができて良かったですね!

 

 

 

斜面の色づきは始まったばかり。

 

 

 

グラデーションになった山並みがキレイで、
何度も立ち止まって眺める。

 

湯ノ台道の方を見下ろしながら、
積雪期に登ってきた時の景色を思い出してみたりも。

 

この小さな赤い実は?
ミヤマホツツジだろうか?

 

さっき追い越していったばかりの若者二人の姿は、
すでに見えなくなっってしまった。

 

そうそう、この辺に ヤマハハコがたくさん咲くんだったな。
毎年 同じ辺りで咲いてくれる花に会えるってうれしい。

 

トウゲブキは フワフワな綿毛に。

今年は黄色い花が斜面にたくさん咲く様子を眺めないでしまったけど、

フワフワ綿毛を見ることができた。



 

毎度撮ってしまうオモシロい形の岩。

 

 

 

ハクサンシャジン、
花はもちろん可愛いけど、種が落ちた後の姿も可愛い。

 

 

 

少し登っては 立ち止まって景色を眺め・・・

 

また少し登っては 立ち止まって景色を眺める・・・

 

その繰り返し。

 

久しぶりの八丁坂を
景色を眺めながら ゆっくり登って行く。

 

 

 

『8 / 八丁』。

 

毎度撮ってしまう オモシロイ形の岩と外輪。




左側にあるナナカマドは ほとんど葉がチリチリになってしまってた。

 

7:54 河原宿に到着。
     この時間になっても山頂の方がスッキリ見えるのって久しぶり!

 

小屋は・・・こんな状態。





 

アザミの綿毛が・・・

 

陽の光にキラキラ。

 

河原宿小屋から先には オヤマリンドウがあちらこちらに。

 

月山森への分岐まで来た。
月山森もスッキリ見えてるね~。

 

                       ・・・②へ続く・・・