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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/09/17 月山・姥沢から途中まで①…出発~姥沢~雄宝清水


三連休、山に行けることになったのは17日の日曜日。
でも、
どこに行こうか決まらないまま当日の朝に。

迷った末、
登山者は多いだろうと思いつつ、月山へ行くことにした。
我が家から その姿がスッキリ見えていたから。
早く出発できなかったけど姥沢駐車場なら込めるかな~と姥沢へ向かった。

櫛引付近の田んぼでは、
稲が黄金色になり、奥には蕎麦が白い花を咲かせていた。

 

庄内側を走っているとき、月山はスッキリ見えていたけれど、
月山第一トンネルと抜けた途端に 辺りはガスに包まれていて ガ~ン・・・。
それでもいいや、と そのまま姥沢へ向かう。

R112から志津線に入って いつもの場所でパチリ。




姥沢駐車場に着くと、予想通りすでに車がたくさん停まっていたけれど、
右手奥の方は まだ空いていたので そちらへ。
県外ナンバーの車が多かったかな。

 

準備をして 駐車場から歩き始めた。




リフト乗り場の方へ向かう人が続々・・・。

・・・そうだよな~
   車がいっぱいってことは、姥ヶ岳の方も 稜線の道も 山頂付近も
   人がいっぱいってことだよな~・・・
と、その様子を想像しているうちに、
どんどんテンションが下がっていく。

 



歩く速さは ノロノロになり・・・

あちらこちらで立ち止まって道端の植物を眺めて 
なかなか進まない状態に。

 

 

 

姥沢小屋跡のところから登れば 人が少なく静かな道を歩けるんだろうけど、

 

その道を登るのは 今の自分にはキツイ野ではないかと思い、



なんとな~くダラダラした足取りで リフト乗り場の方へ。

 

 

 

「ホントに そのままリフト乗り場の方へ行くの~?」

 

「だって、旧登山道は 今の自分にはキツイかんじがするもの」



「リフトに乗っていくと、人がいっぱいだよ~?」

 

「だって・・・今から他の山へ行く気にはならないし・・・」

と脳内会話するうちに、リフト乗り場の下まで来た。


わわ!( ゚Д゚)

ほんとに私、このままリフトに乗って上がるのかな・・・

と スッキリしないまま列に並び、流れに乗って階段を上がっていき・・・


食堂の方までクネクネ続く列の中にいた。

しばらくしてから地図を広げ、
金姥から装束場の方まで行って折り返そうか・・・とか あれこれ考えてみたものの
なかなか決まらないまま、ノロノロ進んでいた。

が、

乗車券売り場の数メートル手前になって、やっぱりリフトに乗るのをやめようと思い、
列を離れた。

もっと早く決めろよ~という自分の声が聞こえたけど、
しかたない。

リフト下駅から少し下って・・・

9:02 姥沢小屋跡の登山口をスタート。

 

・・・のんびりゆっくり登って、
   気分にまかせて 途中まで歩いて折り返してこよう・・・

そう決めてしまったら 気持ちがスッキリした。

最初から そう決められたら良かったんだけどね。(;^ω^)



ま、こんな時もあるよね。

 

 

 

 

 

木の根に沿って、小さな★のようなコケがビッシリ。

 

この道は ほとんど下りに使うので、
この時間帯に登っていると、別の道を歩いているみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

朝陽が差し込む道、いいな。

 

落ち葉の下から キノコ。

 

こちらは倒木から。

 

 

 

この辺りからは、石の道になったり木道になったり・・・。

 

石も木道も少し濡れていたので、滑らないように気を付けて歩いた。

 

紅葉は まだまだだけれど、
たまに色づき始めた葉に出逢う。

 

実ができてきたウメバチソウ


ウメバチソウには『雄しべ』と『仮雄しべ』があるそうで、
実の外側に残っているのは『仮雄しべ』だな。

花弁やガクが5枚なのに 実の割れ目が4つというのが オモシロイ。
たいてい 数が同じだったり倍数になっていたりするのに。

 

オヤマリンドウ、きれいな色だなぁ・・・。

 

まだ咲いてたダイモンジソウ。

 

この辺りには アザミがいっぱい。

 

 

 

 

 

木々の間から ちらっと山頂の方が見えた。

 

 

 

花も実も可愛い。

 

きた~。斜面を水が流れる場所に。

 

登山道を流れてる。

 

オニシオガマ登場。
この花も 水場の近くや湿地など、ジメジメしたところが好きなのかな。

 

 

ガスが フワフワ下の方から上がってくるようになってきた。


アカバナ?
この花も水のあるところが好きなのかな。

 

以前『雄宝清水』の標示があったところ。

この水が流れ落ちる斜面に、

オタカラコウが ずうっと下の方まで咲くのだった。
今は花の時期を過ぎ、実ができている頃だろうか。

さて、どうしようかな。
時計を見れば9時50分。
まだ時間はある。

 

                          ・・・②へ続く・・・