THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/11/26 係留気球フライト体験②

 

気球体験の場所に戻ると、
なんと、8時を待たずして フライトの準備が始まっているではないか!

急いで 送風口を押さえに向かった。

ゴォ~ッ!


1度目の準備の時のように、
球皮が大きく膨らんだところで 籠を起こした。

「最初に KさんとBLUEさん、行きますよ!
 上で 少し揺れるかもしれませんけど。」

・・・はいっ! よろしくお願いします!
搭乗する時が いきなりやってビックリしたけれど、
それもすぐにワクワクな気持ちに変わった。

「もう、浮いてますよ~」
というスタッフYさんの声に見下ろすと、
確かに地面から少し高いところにいた。

CAPと 地元南陽市から参加のKさん、そして私の3人を乗せた気球は、
ゆっくり浮き上がっていく。




おお・・・ホントに浮き上がってる・・・。




こちらを見上げるスタッフの方々が小さく見えるくらいになった。

係留した気球が上がるのは、地面から10~20mくらい。
足が地面についていない状態で そのくらい浮き上がった高さから見る景色は、
山の上の方で景色を眺めるのとは また違う感覚だった。

白竜湖には青空と白い雲が映り、
その向こうに南陽市の市街地が広がっていた。




上山へと続くR13の方。
残念ながら 朝日連峰や月山は雲で見えないけれど、
到着した時に比べれば ずいぶん青空の面積が大きくなってきた。




置賜盆地が広がっている。
その奥の吾妻連峰や飯豊連峰の上部は雲に隠れてる。




来て良かったなぁ・・・。




搭乗してから数分で また地面に下りた。




次に搭乗したのは、関西から来たという若い女性4人組。
この方たちも、準備から片づけまでのフル参加。
みなさん笑顔で ワイワイ楽しそう。




彼女たちを乗せた気球が上がって行く頃には、
また少し青空が増えてきていた。

 

風も ほとんど無しに。



ふと思い立って 十分一山展望台に駆け上がって眺めた。
私も あんなふうに浮かんでたんだね~。


無事着陸。




この日 最後に搭乗したのは、
『搭乗のみ』の参加のご家族。







 

 

気球には、やっぱり青空が似合うね~。





この日の参加者の搭乗が終わり、
今度は 後片付け。

球皮を広げる部分に、急いでブルーシートを広げた。



籠を横にし、
球皮を抑えて空気を押し出しながら 外側から巻いていく。




細長くなった球皮を 何か所かロープで留め、
収納袋に入れていく。


この大きさの袋に、球皮が全部収まるのか?!
と 思っていたけれど・・・

みんなで『おしくらまんじゅう』みたいに座ったり
上にのって踏んづけたりしていったら、
なんとか収まってしまった。




ロープを十文字に結ぶのは、スタッフの方が。




それを横にしてある籠に押し込み・・・




ぎゅうぎゅう踏んで体積を小さくし・・・




球皮の上に、使用した機材をすべて入れ・・・




最後にブルーシートを置いて・・・




籠を車の後ろに乗せた。




フライトに使用した道具が全部収まってしまうなんて、すごい。



片付けが終了してから みなさんで記念撮影。
そして温かいお茶をいただいた。
充実感とともに 和やかな雰囲気で しばし談笑。

CAPから、出来上がったばかりだというパンフレットをいただいた。


ロゴマークは、予想通り等高線だった。飯豊山の。

 

蔵王仙人沢の氷瀑ツアーにもぜひ!」とお誘いをいただき、
「雪道を運転していく勇気が出たら、ぜひ!」とお返事し、
スタッフの方々に挨拶して 会場をあとにした。

せっかくなので、
高ツムジ山に行って 景色を眺めながらコーヒーを飲もうと思った。



高ツムジ山には、他県ナンバーの車1台と瀬波温泉の送迎バスが停まっていた。

向こうにいるのは 瀬波温泉の宿泊客とスタッフの方のよう。
ちょっと迷ったけど、行ってみることにした。


高ツムジ山の山頂付近には、うっすら雪があった。
頭上には青空。

 

さっきまで見えなかった湯殿山・姥ヶ岳・月山が。

 

R13からの分岐付近を見下ろしてみる。
あそこから見えていたのは、このテイクオフ場かなぁ。

 

蔵王。地蔵山は見えてるけど、熊野岳は雲の向こう。
21日に登った時より白くなってる。

 

空気は冷たいけれど、陽ざしは暖かい。
あそこに上がって 景色を眺めながらコーヒータイムとしよう。



コーヒータイムのお供。




ガスをまとった飯豊山、うつくしい=。




西側に視線を移した時、チョコンと見えていた白くて尖がった山は、
祝瓶山だろうか?

 

しばらく景色を眺めて満足したところで、帰ることに。

 

パラグライダーのテイクオフ場まで下っていくと、
駐車場は車でいっぱい。
たくさんの人がいた。


ちょっと見にいこう。


気持ちよさそう。

 

 




タンデム・パラグライダー体験でお世話になった泉先生がいらしたので、挨拶。
この日は、学生の新人戦のような大会が行われているのだそうだ。
「大会と言っても、自分でテイクオフして 安全にランディングする、というものなんですけどね。」
・・・自分で それができるってスゴイと思います!




パラグライダーの大会の人たちの後ろには・・・

 

そういえば・・・
パラグライダー体験の時は、雲海が広がっていて下の景色が見えなかったんだよな~
と思い、テイクオフ場から見下ろしてみた。


盆地が広がっている手前に白竜湖があり、
その左側にランディング場が見えた。

あそこに着地したんだね。

 

テイクオフ場付近は、ちゃんと?風がある。
青空の下、気持ちよく飛べることだろう。

 

灰色の雲が広がっていた朝とは違って すっきりした青空になった頭上を見上げ、
車に戻った。