八森自然公園のオウレンが咲き始めている頃かな・・・。
ふと思い、行ってみることにした。
午後は雨になる予報なので、午前中のうちに。
天気下り坂~な様子の空と鳥海山をチラチラ眺めながら向かう。
一番奥の駐車場へ行くと、車が1台。
散歩の方かな?
それとも私みたいにオウレンを観にきた方かな?
『花のこみち』の入り口に立て看板あり。
お、これは もしや・・・
やっぱり この花の葉だった。
この辺り、林床の植物が刈られて、すご~くサッパリしたなぁ。
あまりにもサッパリして、
ちょっと違和感のような・・・寂しい感じのような・・・そんな感じがする。
いつも素通りしていた木にも 看板あり。
「開花期 10~11月」なのかぁ。
毎年同じ場所に出てくる花の名前札がある。
道の上を這うように伸びていたのは、何の木の根だったかな。
右手の杉林の中に神社がある。
今回は神社の方へは行かず、
そのまま進んで行く。
この辺りから、斜面を緩やかに登る道になる。
道が上りに入ってすぐ、オウレン登場。
ん?
葉が、何だか「キクバ」というより「セリバ」みたいな気がするぞ。
「日本海側のオウレンは、キクバオウレン」という話を聞いたことがあり、
見てみたら、高館山をはじめ地元の里山では菊の葉に似たキクバオウレンだった。
花を見ただけでは わからないな。
葉の出方が違うんだろうけど・・・確かめることなく先へ。(;^ω^)
ふと見ると・・・
右手の斜面に オウレンがいっぱい咲いてたぁ~。
咲き始めの花も あちらこちらに。
花をよく見ると・・・
雄しべ・雌しべ両方ある花もあれば・・・
雄しべだけの花もあるんだよね・・・。
左手の斜面を見下ろしても オウレンの花がいっぱい~。
お、セリバオウレンについての看板があるぞ。
セリバオウレンは「2~3回 三出複葉」
キクバオウレンは「1回 三出複葉」
・・・かぁ。
う~ん・・・
今度 よく見てみよう。(今度、っていつだ?!)
今日の私が気になっていたのは、葉っぱじゃなくて・・・
出てきて間もない花。
大きなカメラで撮影中の方がお一人。
低い位置でオウレンにカメラを向けていた。
挨拶してお話したら、
共通の知人がいて お互いにビックリ。(鳥海山つながり)
その方が撮影された写真を見せてくださった。
すごく優しい雰囲気のオウレンやカタクリの写真・・・
積雪の刈田岳の写真・・・
どれも ていねいに撮影されたことが伝わってきた。
目に入ったものを パッと撮ってしまう私は、
こんなふうに じっくり向き合って撮ることもしてみたいなぁ・・・と思った。
(それが なかなか できないんだよなぁ・・・。)
なになに? 戦国時代から江戸時代に使われた 連絡用の狼煙台跡?
ほんとだ、2つ窪みがあった。
久しぶりに来たんだし、せっかくだから展望台に上がってみようかな。
たしかに、
見晴らしが良いところだもんね。
鳥海山の方も見えるんだよね~。
展望台の近くには、ツボミがをたくさんつけた・・・タムシバ?
そうそう、
見下ろしたところが オデコみたいなんだよね。( ´艸`)
さっき歩いてきた道。
ぐるっと景色を眺めたところで、
今度は、カタクリが群生する斜面を見に行ってみようか。
高館山のカタクリもツボミがほとんどだったから、
ここもツボミかな・・・。
・・・②へ続く・・・