THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/04/04 三崎海岸②

 

「ここも火口っぽく見えるから、もしかしたら火口だったのかもしれないけど、
 ハッキリとはわからない・・・」
とのこと。

鳥海山が何度も噴火を繰り返してきた火山であることを あらためて思った。

 

前に歩いた時は、
山形側の駐車場から海側の遊歩道を歩いて
向こうから この三角点があるところに来たんだったな。

 

この木は『ハシドイ』といって ライラックの仲間だそうだ。

 


枝先に目が2つ並んでついている。

 

樹皮はサクラに似てるなぁ。




枝の伸び方は こんな感じ。
6月頃に白くて小さな花が咲くそうだ。

 

タブノキとハシドイが 近くに生えているのは珍しいそうだ。

 

もう一度 タブノキ林を通る旧街道を歩いて大師堂まで行ってみた。

「どうして ここにトチノキがあるのかな~」
とのこと。

 


踊っているようにも見える常緑のタブノキ
夏の晴れた暑い日なら木陰ができて涼しくて良さそうだけど・・・
曇りや雨の日は、独りで歩くのはちょっと避けたいかな。

 

足元のタブノキの落ち葉は、
意外にもパリパリ・・・と割れるのだった。

 

大きな石をつかむように生えている木。
鳥海山山麓で すっかり見慣れた様子。





昨年 この三崎公園にクマが出没し、一時 封鎖されていたそうだ。
クマ棚があるのだと聞き、見に行くことにした。

クマ棚のある方へと歩いている途中、ふと見上げると・・・

仲間と陽の光を分け合いながら生きているタブノキが、
緑のドームの天井をつくっていた。

「下の枝には 葉をつけないんですよ」
・・・ほんとだ!


クマ棚・・・あそこに あった。
あっちにも。



昨年はブナの実が凶作だったから、
ブナじゃなくクリなどの木にクマ棚があったな。



タブの実も食べに来たんだな・・・。




 

クマ棚のある辺りを過ぎ、振り返って見る。

西側と東側で 林の様子が違う。




東側はタブノキを中心にした林。

 

西側は 落葉樹林。


自分に合う環境を見つけて生えている。





ヒトよりずっと昔から生きている植物には、
人間がまだまだ知らない スゴイ仕組み工夫があるに違いない・・・。

 

多肉植物みたいなカワイイ植物。
右側のは『ハマボッス』だそう。飛島にもあったな。
左のは・・・なんだろう?

 

秋田県側の駐車場に戻って・・・終了。

五十嵐さん、
すばらしい手作りの資料を使ってのガイドに感動しました!
分かりやすくて楽しくておもしろくて・・・あっという間に時間が過ぎてしまいました。
ありがとうございました!


終了後、せっかくなので東屋のある見晴台に上がってみることにした。

 

海岸線が続く。

 

 

 

花がたくさん咲く時期にも また来たいな。

 

見下して眺める。
この高さまで溶岩が積もってるって スゴイな。





 


今いるところが 向こうから流れてきた溶岩でできていることを
また思った。

 

鳥海山とその山麓には まだまだ知らないオモシロいところが 
いっぱいいっぱいあるんだなぁ・・・。


そんなことを思いながら、
充実感いっぱいで帰路についた。