晴れ予報の日曜日、どこの山へ行こうか迷っていたところ、
ガンチャンさんが「障子ヶ岳へ行こうかと思っている」とのことで、
同行させていただくことにした。
・・・3年前、初めて障子ヶ岳に行った時は、
ガスガスで眺望が無く、どういう景色の中を登っているのか 全くわからなかった。
・・・翌年、M子さんと紅葉の時期に行く予定があったけれど、直前になって体調不良に。
M子さんが送ってくれた素晴らしい紅葉の景色の写真を眺めながら
いつか紅葉の障子ヶ岳を歩こう!と強く思ったのだった。
・・・それでも、独りで行くのが不安だったこともあり、一昨年も昨年も行かずに過ぎていた。
ようやく念願の紅葉の障子ヶ岳に行くチャンスがやってきて、ワクワク!
暗い中を運転していくのは不安だったけれど、ワクワクの方が大きかったから頑張った。
大井沢川を渡ってすぐの辺りの駐車スペースに車を停めた。
小屋泊まりの人達のものか、車が2台停まっていた。
4:50頃 スタート。
ヘッドライトの灯りをたよりに まずは林道を歩く。
東の空を何度も振り返り、少しずつ少しずつ明るくなっていくのを見ながら。
駐車スペースから20分ほどで 登山口に来た。
『 → 至 障子ヶ岳 』
前日 雨が降り、木々も足元の植物たちも濡れていた。
少し進んだ辺りで 吹沢出合の沢を渡る。
大きな倒木の近くを足元に気を付けながら渡った。
沢を渡るとすぐに急登。
落ち葉も木の根も濡れていて滑るので、足の置き場に気を付けながら登る。
登っているうちに少しずつ空が明るくなってくる。
空や辺りのが少しずつ明るくなっていく様子を眺めるのが嬉しくて、
少し登っては 東の空を振り返って見たり
辺りの木々の様子を眺めたり。
よっこいしょ!と登るところも あちらこちらに。
スタート時に 肌寒くて着ていたウィンドシェルは、早々に脱ぐことになった。
あぁ、朝日連峰の道、やっぱり いいなぁ・・・好きだなぁ・・・
と、2年ぶりの朝日連峰の山の道を登っていく。
ブナの大木の根元に小さな植物たち。そんな様子も素敵でワクワク。
すぐそばの木の幹にオレンジ色の光が当たっている。
もうすぐ日の出だ。
おはよう~! \(^o^)/
辺りが一気にオレンジ色の光に包まれる。
足元のコケも
濡れたブナの幹も
みんなイキイキして見える。
幹の西側と東側で 色や地衣類のつき方が違う。
!? キノコの仲間?
しっとりした道。
あたたかい色の陽が差し込む中を登ることが嬉しくて ウキウキ。
視界が少し開けたところで 向こうに見えたのは、粟畑の辺りだろうか。
イオウゴケだろうか? 似た仲間があるようでハッキリわからないけど。
ポツポツと あちらこちらに 咲いていたこの花、ミヤマママコナでしょうか?
足元の可愛い植物たちを眺めながら登っているうちに・・・
けっこう標高が上がったかも。
道も、いかにも尾根道っていう感じ。
初めて登った時は ガスガスで辺りが真っ白だった。
どんな景色が待っているのか楽しみだなぁ~。\(^o^)/
・・・②へ続く・・・