長坂道T字分岐付近に来た時には すでに16時を過ぎていた。
でも・・・
「池塘の方を回っていきましょう」
はい、そうおっしゃると思ってましたよ。( ´艸`)
少しずつオレンジ色っぽくなってきた景色を眺めながら 岩峰の道を歩いて行く。
そして・・・いつも そうするように、岩峰の岩を見上げた。
新たな発見・気づきをしながら歩くのは もちろん楽しいし・・・
「毎度 眺める景色やものを いつものように眺めながら歩く」っていうのも楽しい。
外輪内壁をちょっと見て・・・
しばし山頂の方とお別れ。
ガスがいい感じ。
午後の陽に透けた葉や
草紅葉の草原を眺め、
池塘の方へ上がる。
水量が少なく植物が生えている時期だけれど、
それでも池塘を眺めると嬉しいのは何故なんだろうな・・・。
再び見えた山頂。そして、斜面の下には私の小さな影。
石の隙間に 来年のために準備をしているヒナザクラの葉たち。
登って来る時 朝の光が広がっていた河原宿の辺りは
すっかり夕方の陽が差し込むところに。
朝は日陰になっていた祠に 夕方の光が当たっていた。
朝とは違う色。
16:55頃 『とよ』まで来た。
向こうに見える稲倉岳も・・・
笙ヶ岳三峰の方も・・・ほんのりオレンジ色。
『清水大神』を通過。
17:17 『見晴らし台』まで来た。
『見晴らし台』からの下りは、徐々に樹林帯になる。
薄暗くなる前に下山したい。
この日の日没は17:35頃。
ここから登山口までのコースタイムは30分ほどなので、
立ち止まり過ぎずに下れば大丈夫なはず。
途中、木々の間から見えた夕日。
水平線でなく 帯状の雲に陽が沈んでいくところだった。
ゴロゴロした石も道、足の置き場に気を付けて下る。
焦らず急ぎ過ぎずに下っていき・・・
17:45 無事に下山。
日の出から日没まで、のんびり楽しんだ山歩きだった。( ´艸`)