七ツ滝沢橋を渡ってからは、
泡滝登山口まで ほぼ平坦な道を1時間ほど歩く。
その間ずっと
大鳥川の水音を聴きながら。
そして
斜面を流れてきて大鳥川に流れ込む小沢をいくつも渡って。
雪の重みに耐えながら生きていて、
道の一部のようになっている木々を跨いだり
庇のようになった木々の下をくぐったり。
川の中の白っぽい石を見下ろしたり・・・
道のすぐそばのあちらこちらにある岩壁を見上げたり。
川の向こう側の紅葉を眺めたり
小沢を渡ったり。
道のすぐそばのトチの大木に、思わず立ち止まって触れてみたり・・・
ブナの大木のそばにいって見上げたり。
斜面を見上げたり・・・
見下ろしたり。
キョロキョロしながら下っていくと・・・
『 10/4 』まで来た。ここは・・・
冷水沢の吊り橋のあるところ。
道のそばが崖になっているところを歩いたり・・・
林の中の道を歩いたり。
小さな葉っぱたちを眺めたり・・・
大きな木を眺めたり。
川沿いに歩く道は まだまだ続く。
こんなふうに道のそばにススキが まとまって生えていたのは、この辺だけだったかな?
振り返ると、向こう側斜面を流れてきた沢が流れ込んで合流していた。
道幅の狭いところがあったり・・・
広めのところがあったり。
いつ倒れたのか、キノコや小さな植物たちがいっぱい。
この沢は、ちょっと上側を渡って・・・
こっちへ。
数えたことがないけれど、
泡滝登山口から大鳥池までの間、いくつの沢を渡るんだろう?
な~んて思いながら歩いているうちに、『1/10』まで来たよ。
この辺り、朝は暗くて 周りの様子が分からなかったんだよね~。
こんな様子だったのかぁ・・・と思いながら、
朝 眺めていない景色を眺める。
岩の隙間に びっしり木が生えている。
16:09 泡滝登山口に到着。
薄暗くなる前に戻って来ることができて良かった。
相変わらず透明でエメラルドグリーンな泡滝ダムの水。
おっ、ありました、お会いした方の自転車。
自転車で ここまで来て すぐに大鳥池~オツボ峰を往復するなんて すごい体力!(;^ω^)
朝は真っ暗で見えなかったけど、駐車場の周りの紅葉も素晴らしかったんだな~。
同じくらいに下山した方たちに挨拶し、帰路についた。
( この時、手袋を片方 落としてきてしまったことに、気づかなかった・・・。)
16時半頃にもなると、道は山の陰になってしまった。
夕日が当たっているところがキレイで、何度か車を止めて眺めた。
念願だった紅葉の大鳥池に行くことができただけでなく、
以東岳を周回で歩いてくることができ・・・
しかも、
紅葉の中の 青空を映した大鳥池や 朝日連峰の縦走路を眺めることができて
とっても嬉しかったなぁ・・・。
いろんな景色を思い出しながら運転していった。